2024年もいよいよこの季節がやってまいりました。プロ野球ドラフト会議です。
過去、様々なスター選手が発掘されたドラフト会議ですが、今年はどんな選手が注目されているのでしょうか。そこで本記事では、2024年のドラフト注目選手をまとめました。
別記事で各球団毎のドラフト指名予想もしているため、併せてご覧ください
阪神の森下選手をはじめ、多くのプロ野球選手の成長の一因を担ったRebase。現代の小中高生には是非参加していただきたいプログラムとなっております！詳細は下記をご覧ください！
【2024年】12球団ドラフト結果一覧
参照：ヤフーニュース
西武ライオンズ
- 1位 齋藤大翔（内野手/金沢高）
- 2位 渡部聖弥（外野手/大商大）
- 3位 狩生聖真（投手/佐伯鶴城高）
- 4位 林冠臣（外野手/日本経大）
- 5位 篠原響（投手/福井工業大学附属福井高）
- 6位 龍山暖（捕手/エナジックスポーツ高）
- 7位 古賀輝希（内野手/千曲川硬式野球クラブ）
＜育成＞
1位 冨士大和（投手/大宮東高）
2位 佐藤太陽（内野手/神奈川大）
3位 ラマルギービン・ラタナヤケ（内野手・大阪桐蔭高）
4位 佐藤爽（投手/星槎道都大）
5位 澤田遥斗（外野手/京都国際高）
6位 福尾遥真（内野手/学校法人石川高）
7位 ウメビンユオオケム明（外野手/旭川志峯高）
中日ドラゴンズ
- 1位 金丸夢斗（投手/関西大）
- 2位 吉田聖弥（投手/西濃運輸）
- 3位 森駿太（内野手/桐光学園高）
- 4位 石伊雄太（捕手/日本生命）
- 5位 高橋幸佑（投手/北照高）
- 6位 有馬恵叶（投手/聖カタリナ学園高）
＜育成＞
1位 中村奈一輝（内野手/宮崎商高）
2位 井上剣也（投手/鹿児島実業高）
オリックスバッファローズ
- 1位 麦谷祐介（外野手/富士大）
- 2位 寺西成騎（投手/日体大）
- 3位 山口廉王（投手/仙台育英）
- 4位 山中稜真（外野手/三菱重工East）
- 5位 東山玲士（投手/ENEOS）
- 6位 片山楽生（投手/NTT東日本）
＜育成＞
1位 今坂幸暉（内野手/大阪学院大高）
2位 清水武蔵（内野手/BC・栃木）
3位 上原堆我（投手/花咲徳栄高）
4位 寺本聖一（外野手/広島経済大）
5位 田島光祐（捕手/信濃グランセローズ）
6位 乾健斗（投手/霞ヶ浦高）
ヤクルトスワローズ
- 1位 中村優斗（投手/愛知工業大）
- 2位 モイセエフ ニキータ（外野手/豊川高）
- 3位 荘司宏太（投手/セガサミー）
- 4位 田中陽翔（内野手/健大高崎高）
- 5位 矢野泰二郎（捕手/四国ILplus・愛媛）
＜育成＞
1位 根岸辰昇（内野手/ノースカロライナA＆T州立大学）
2位 廣澤優（投手/四国IL・愛媛）
3位 下川隼佑（投手/オイシックス新潟）
4位 松本龍之介（捕手/堺シュライクス）
楽天イーグルス
- 1位 宗山塁（内野手/明治大）
- 2位 徳山一翔（投手/環太平洋大）
- 3位 中込陽翔（投手/四国IL徳島）
- 4位 江原雅裕（投手/日鉄ステンレス）
- 5位 吉納翼（外野手/早稲田大）
- 6位 陽柏翔（内野手/BC茨城）
＜育成＞
1位 岸本佑也 （内野手/奈良大学附属高）
広島東洋カープ
- 1位 佐々木泰（内野手/青山学院大）
- 2位 佐藤柳之介（投手/富士大）
- 3位 岡本駿（投手/甲南大）
- 4位 渡邉悠斗（内野手/富士大）
- 5位 菊地ハルン（投手/千葉学芸高）
＜育成＞
1位 小船翼（投手/知徳高）
2位 竹下海斗（投手/敦賀気比高）
3位 安竹俊喜（捕手/静岡大）
千葉ロッテマリーンズ
- 1位 西川史礁（外野手/青山学院大）
- 2位 宮崎竜成（内野手/ヤマハ）
- 3位 一條力真（投手/東洋大）
- 4位 坂井遼（投手/関東第一高）
- 5位 廣池康志郎（投手/東海大学九州キャンパス）
- 6位 立松由宇（内野手/日本生命）
＜育成＞
1位 谷村剛（内野手/和歌山東高）
2位 茨木佑太（投手/帝京長岡高）
3位 長島幸佑（投手/富士大）
DeNAベイスターズ
- 1位 竹田祐（投手/三菱重工West）
- 2位 篠木健太郎（投手/法政大）
- 3位 加藤響（内野手/四国IL徳島）
- 4位 若松尚輝（投手/四国IL高知）
- 5位 田内真翔（内野手/おかやま山陽高）
- 6位 坂口翔颯 （投手/國學院大學）
＜育成＞
1位 小針大輝（内野手/日大鶴ヶ丘高）
2位 吉岡暖（投手/阿南光高）
3位 金渕光希 （投手/八戸工業大第一高）
日本ハムファイターズ
- 1位 柴田獅子（投手/福岡大大濠高）
- 2位 藤田琉生（投手/東海大相模高）
- 3位 浅利太門（投手/明大）
- 4位 清水大暉（投手/前橋商高）
- 5位 山縣秀（内野手/早稲田大）
- 6位 山城航太郎（投手/法政大学）
＜育成＞
1位 川勝空人 （投手/生光学園高）
2位 澁谷純希（投手/帯広農業高）
阪神タイガース
- 1位 伊原陵人（投手/NTT西日本）
- 2位 今朝丸裕喜（投手/報徳学園高）
- 3位 木下里都（投手/KMGホールディングス）
- 4位 町田隼乙（捕手/BC埼玉）
- 5位 佐野大陽（内野手/富山GRNサンダーバーズ）
＜育成＞
1位 工藤泰成 （投手/四国IL・徳島）
2位 嶋村麟士朗（捕手/四国IL・高知）
3位 早川太貴 （投手/くふうハヤテ）
4位 川﨑俊哲（内野手/石川ミリオンスターズ）
ソフトバンクホークス
- 1位 村上泰斗（投手/神戸弘陵）
- 2位 庄子雄大（内野手/神奈川大）
- 3位 安德駿（投手/富士大）
- 4位 宇野真仁朗（内野手/早稲田実）
- 5位 石見颯真（内野手/愛工大名電高）
- 6位 岩崎峻典（投手/東洋大学）
＜育成＞
1位 古川遼（投手/日本学園高）
2位 曽布川ザイレン（内野手/浜松商業高）
3位 大友宗（捕手/BC・茨城）
4位 広瀬結煌（投手/市立松戸高）
5位 河野伸一朗（投手/宮崎学園高）
6位 川口冬弥（投手/四国IL・徳島）
7位 津嘉山憲志郎（投手/神戸国際大附属高）
8位 相原雄太（投手/仙台大）
9位 岡田皓一朗（投手・大阪商業大）
10位 漁府輝羽（外野手/東北福祉大）
11位 木下勇人（外野手/千葉経大附属高）
12位 熊谷太雅（投手/東陵高）
13位 塩士暖（投手/門前高）
読売ジャイアンツ
- 1位 石塚裕惺（内野手/花咲徳栄高）
- 2位 浦田俊輔（内野手/九州産業大）
- 3位 荒巻悠（内野手/上武大）
- 4位 石田充冴（投手/北星大付高）
- 5位 宮原駿介（投手/東海大静岡キャンパス）
＜育成＞
1位 坂本達也（捕手/富士大）
2位 堀江正太郎（投手/文星芸大附属高）
3位 鈴木圭晋（投手/横浜創学館高）
4位 吹田志道（投手/弘前学院聖愛高）
5位 西川歩（投手/山村学園高）
6位 竹下徠空（内野手/明徳義塾高）
【2024年】プロ野球ドラフト目玉投手
ドラフト上位指名が予想される投手6人を紹介します！
金丸 夢人投手（関西大）
関西大学に在籍する金丸投手は、圧倒的な成績で多くのファンを魅了しています。昨年秋までのリーグ戦通算成績は19勝2敗という驚異的な数字を残し、「負けない投手」として高く評価されています。
金丸投手の最大の武器は、高い制球力と140キロ台後半の速球です。特にストレートの精度は抜群で、左右への大きなブレはほとんど見られません。さらに、重要な場面では150キロを超える速球も投げ込みます。
このような緻密さと球威を兼ね備えた大学生投手は稀有な存在です。プロ入り後の活躍にも大きな期待が寄せられており、2024年ドラフトでの指名が楽しみです。
中村 優斗（愛知工業大）
長崎県出身の中村投手は、高校時代は無名でしたが、大学進学後に才能が開花。1年生の春から先発投手として活躍し、2年時には150キロを超える速球を投げるようになりました。
中村投手の魅力は、その圧倒的な球速にあります。今春の試合では最速157キロを記録し、平均球速も151.6キロという驚異的な数字を残しています。さらに、鋭く変化するスライダーとフォークも一級品で、制球力も高いと評価されています。
ただし、フォームの安定性や体力面での課題も指摘されています。これらを克服し、大学日本代表での活躍も期待されるのが中村投手です。
藤田 琉生投手（東海大相模）
藤田選手は、中学時代に湘南ボーイズで全国制覇を果たした実力者です。高校入学後は2年間の苦難の時期を経験しましたが、その困難を乗り越え、3年生の春から揺るぎないエースの座を獲得しました。
その活躍により、チームを夏の甲子園大会に初出場させる原動力となりました。甲子園の舞台でも、7イニングで13人もの打者から三振を奪う素晴らしい投球を披露し、同世代最高の左投手としての実力を証明しました。
このような輝かしい実績から、2024年のプロ野球ドラフト会議では、複数の球団から1位指名を受ける可能性が極めて高いと言われています
柴田 獅子（福岡大大濠）
福岡大学附属大濠高校の柴田獅子（しばた れお）選手をご紹介いたします。柴田選手は、投手と野手の両方で活躍する「二刀流」選手として、高校野球界で注目を集めています。
柴田選手の最大の魅力は、恵まれた体格を存分に活かした多彩な能力です。投手としては、最高で時速149キロメートルの速球を投げ込む力強さがあります。一方、打者としても高校通算19本塁打を記録するなど、パワフルな打撃を披露しています。
このように投打両面で活躍する選手は珍しく、プロ野球スカウトからも高い評価を得ています。特に野手としての将来性に期待が寄せられており、プロ入り後の活躍が楽しみな選手の一人です。
興味深いのは、柴田選手の名前の由来です。西武ライオンズのファンであるおじいさまが「獅子」という漢字を選び、「れお」と読む珍しい名前を付けられたそうです。この独特な名前も、柴田選手の個性の一つとして注目されています。
篠木健太郎（法政大）
木更津高校から法政大学に進学した篠木健太郎投手が、2024年プロ野球ドラフトの1位候補として注目を集めています。
2年生の時から大学日本代表に選出された篠木投手の魅力は、多彩な球種と高い完成度にあります。ストレートは最速150キロ前後を記録し、力強さを見せつけています。さらに、カットボールやフォークボールも巧みに操る技術の高さが評価されています。
篠木投手の投球スタイルは、テンポの良さが特徴的です。淡々とストライクゾーンに球を集める姿勢は、多くのスカウトから高い評価を受けています。
寺西 成騎（日本体育大）
186センチ、85キロの恵まれた体格を持つ寺西投手は、星稜高校出身の右腕です。最速153キロの伸びのある直球を武器に、縦スライダー、カットボール、フォークボールなど変化球も巧みに操ります。
3年生の春にはリーグMVPを受賞するなど、大学野球界でその実力を遺憾なく発揮しています。
寺西投手の特徴は、バランスの取れたフォームから繰り出される安定感のある投球です。多彩な球種を駆使し、打者を翻弄する投球術は、プロでも通用すると高く評価されています。
星稜高校時代からの成長を経て、大学でさらに磨きをかけた寺西投手。個人的には、かなりプロ入り後の活躍に期待しています。
【2024年】プロ野球ドラフト目玉野手
ドラフト上位指名が予想される野手6人を紹介します！
野口 泰司（NTT東日本）
社会人野球界で「最強捕手」と評される野口泰司（のぐち たいし）選手が、2024年プロ野球ドラフトで注目を集めています。
180センチ、94キロの恵まれた体格を持つ野口選手は、攻守にわたる高い能力が魅力です。強肩が特徴的で、遠投は110メートルに達し、2塁への送球は驚異の1.72秒を記録。この送球能力は、プロ野球でもトップクラスの数字です。
打撃面でも、全国大会で2本塁打、リーグ戦では9本塁打を放つなど、パワーヒッターとしての一面も持ち合わせています。
即戦力として期待される野口選手は、複数の球団からの注目を集めています。
宗山 塁（明治大）
広陵高校出身の宗山選手は、大卒遊撃手として鳥谷敬以来の逸材と評される期待の新星です。東京六大学リーグでは通算打率.348という驚異的な成績を残し、その打撃力の高さを証明しています。
しかし、宗山選手の真価はバッティングだけではありません。プロ野球スカウトからも高く評価されるハイレベルな守備力も持ち合わせており、攻守にわたる総合力の高さが魅力です。
その実力は、2026年のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表選出への期待にもつながっています。大学生ながら、すでに日本を代表する選手としての素質を感じさせる宗山選手。プロ入り後の活躍が大いに期待される逸材です。
西川 史礁（青山学院大）
22歳の西川選手は、外野手と遊撃手をこなす多才な選手です。走攻守すべての面でトップクラスの実力を持ち、まさに五ツール選手と呼ぶにふさわしい存在です。
その実力は、春に行われた欧州代表との強化試合で遺憾なく発揮されました。攻守両面で躍動し、日本の大学生球界を代表する選手としての実力を見せつけました。
西川選手の総合力の高さは、プロ野球各球団のスカウトからも高く評価されています
石塚 裕惺（花咲徳栄）
石塚選手の最大の魅力は、その圧倒的な打撃力にあります。高校通算26本塁打という輝かしい記録は、彼の打力の証明です。さらに、左右両方向へ鋭い打球を放つ能力は、プロ野球スカウトからも高く評価されています。
しかしながら、石塚選手にも課題はあります。県大会などの試合では、守備面で時折不安定な場面が見られました。特に、バウンドの合わないゴロに対して足が止まってしまい、後逸や落球につながるケースがありました。この点は、プロ入り後の重要な改善ポイントになるでしょう。
一方で、石塚選手のスローイング（送球）の安定性は非常に高く評価されています。正確で力強い送球は、プロレベルでも通用する「一級品」と言われています。手は、第2打席に見事なタイムリーツーベースヒットを放ちました。満塁ホームランまであと一歩というところでしたが、この一打で宇野選手の実力が証明されたと言えるでしょう。
椎木 卿五（横浜）
捕手として卓越した能力を持つ椎木選手は、「超高校級」という言葉がふさわしい実力の持ち主です。
椎木選手の魅力は、攻守にわたる総合的な能力の高さにあります。打撃面では、高校通算16本塁打を記録する長打力を持ち合わせています。この打撃力は、プロ野球スカウトからも高く評価されているポイントです。
さらに注目すべきは、椎木選手の守備能力です。捕手として最も重要な能力の一つである送球の速さは、2塁への送球時間が1.9秒という驚異的な記録を持っています。これは高校生としては最高レベルの数字であり、プロでも通用する実力と言えるでしょう。
椎木選手の実力を象徴する出来事として、神奈川県大会決勝での活躍が挙げられます。この試合で椎木選手は、野球界でも稀少な記録である「サイクルヒット」を達成しました。
サイクルヒット：1試合で単打、二塁打、三塁打、本塁打を全て放つ難しい記録
また、彼の父親は元西武ライオンズの選手、椎木匠（しいぎ たくみ）さんです。
箱山 遥人（健大高崎）
箱山選手は、同世代の選手の中で「ナンバーワン捕手」と評される、卓越した才能の持ち主です。
箱山選手の魅力は、攻守にわたる総合的な能力の高さにあります。打撃面では4番を任されるほどの長打力を持ち、守備では強肩を活かした正確な送球が特徴です。このバランスの取れた能力は、プロ野球スカウトからも高く評価されています。
箱山選手の実力を象徴する出来事として、春の選抜高校野球大会（センバツ）での活躍が挙げられます。主将として팀を率い、見事に優勝を果たしました。4番打者としてチームを引っ張る姿は、多くの野球ファンの心に強く印象づけられました。
さらに注目すべきは、箱山選手の潜在能力の高さです。代表合宿では、プロ野球でも使用される木製バットでホームランを放つなど、将来性の高さを証明しました。また、捕手として重要な2塁への送球時間は2秒を切るという驚異的な記録を持っています。これは、プロレベルでも通用する素晴らしい数字です。
箱山選手の才能は、プロ野球界からも高く評価されています。あるプロ野球スカウトは、箱山選手を「ヤクルトスワローズの中村悠平選手タイプ」と評しました。
まとめ
投手
- 金丸夢人（関西大）
- 中村優斗（愛知工業大）
- 藤田琉生（東海大相模）
- 柴田獅子（福岡大大濠）
- 篠木健太郎（法政大）
- 寺西 成騎（日本体育大）
野手
- 野口泰司（NTT東日本）
- 宗山塁（明治大）
- 西川史礁（青山学院大）
- 石塚裕惺（花咲徳栄）
- 椎木卿五（横浜）
- 箱山遥人（健大高崎）
上記12名の選手を紹介しました。個人的に野手は大卒・社会人中心になるのかなと予想していますが、高卒野手個人的TOP3をランクインさせております。
もしご意見等あれば、お気軽にコメントいただけますと幸いです！
