2023年より毎年継続している開幕スタメン予想シリーズ。今回は2026年シーズンの広島東洋カープ編です。予想をするにあたっては、下記ポイントを重視しています。
- 昨年度(2025年)の成績
- FAや新外国人等の補強(茂木選手の加入等)
- チームの世代交代と新体制
当サイトでは12球団それぞれ開幕スタメン・開幕ローテーションを予想しているので、是非併せてご覧ください。
【2026年】広島カープの開幕スタメン/ローテーション予想
広島東洋カープの2026年開幕スタメンとローテーションを予想しました。
機動力と長打力を兼ね備えた攻撃的オーダーで、久しぶりの優勝を狙うシーズンとなります。
予想開幕スタメン

| 打順 | 守備 | 選手名 | 打率(2025) | HR(2025) |
| 1番 | 中 | 中村 奨成 | .282 | 9 |
|---|---|---|---|---|
| 2番 | 左 | ファビアン | .276 | 17 |
| 3番 | 遊 | 小園 海斗 | .309 | 3 |
| 4番 | 一 | モンテロ | .255 | 9 |
| 5番 | 右 | 末包 昇大 | .243 | 11 |
| 6番 | 捕 | 坂倉 将吾 | .238 | 5 |
| 7番 | 二 | 菊池 涼介 | .251 | 4 |
| 8番 | 三 | 佐々木 泰 | .271 | 0 |
| 9番 | 投 | 床田 寛樹 | (3.15) | – |
2026年のカープ打線は「攻撃的2番」と「和製大砲の復活」がテーマです。
1番には、昨季キャリアハイの成績(打率.282、9本塁打)を残し、ついに才能が開花した中村奨成選手。パンチ力あるリードオフマンとしてチームを牽引します。
2番には昨季17本塁打を放った助っ人ファビアン選手を配置。バントで送るのではなく、長打でランナーを返す、あるいは好機を拡大するMLB流の攻撃的2番です。
3番には、昨シーズン見事首位打者(打率.309)に輝いた小園海斗選手。チームで最も信頼できるバットマンが、チャンスを確実にものにします。
4番は来日2年目のモンテロ選手。昨季は9本塁打にとどまりましたが、日本の野球への適応が進めば本来のパワーを発揮できるはずです。
予想ローテーション
開幕投手は、安定感抜群の左腕エース床田寛樹投手を予想します。
- 森下 暢仁
- 床田 寛樹
- 大瀬良 大地
- 玉村 昇悟
- 常廣 羽也斗
- アドゥワ 誠
- 森 翔平
【2026年】広島カープの開幕スタメンの見どころ
中村奨成の1番定着と「超攻撃的」上位打線

長年の課題だった「1番打者」問題に、中村奨成選手が終止符を打ちました。
彼が出塁し、長打のあるファビアン選手、そして首位打者・小園選手へと続く流れは、他球団にとって脅威となるでしょう。
佐々木泰のサード定着なるか
2024年ドラフト1位の佐々木泰選手が、2年目で開幕スタメンを勝ち取れるかに注目です。
昨季見せた対応力(打率.271)に加え、本来の持ち味である長打力が出てくれば、カープの内野陣は盤石なものとなります。
助っ人コンビの真価
ファビアン(17本)、モンテロ(9本)の両外国人が、2年目のジンクスを打破し、さらに数字を伸ばせるか。特に4番を任されるモンテロ選手が20本塁打以上をクリアできれば、得点力不足は解消されます。
まとめ
- 1番 (中) 中村 奨成
- 2番 (左) ファビアン
- 3番 (遊) 小園 海斗
- 4番 (一) モンテロ
- 5番 (右) 末包 昇大
- 6番 (捕) 坂倉 将吾
- 7番 (二) 菊池 涼介
- 8番 (三) 佐々木 泰
- 9番 (投) 床田 寛樹
新井監督のもと、若手とベテラン、そして助っ人が融合した2026年のカープ。「家族一丸」でV奪回を目指すシーズンに期待が高まります。


