本記事では、長崎県で生まれ育ち、プロの舞台で確かな足跡を残した選手だけを集めた特集です。
投手・野手のバランスと時代の広がりを押さえつつ、タイトル受賞や主要表彰、通算記録、国際大会経験などの客観指標でまとめました。
このページでわかること
- 長崎県出身(出生市町村ベース)に限定した厳選リストと選考基準
- 各選手の代表成績・受賞歴・在籍球団・エピソードの要約カード
- 現役とOBを横断した投手/野手のバランスと系譜の把握
長崎県出身のプロ野球選手一覧
出生市町村を基準に、長崎県生まれでプロの舞台で実績を残した選手を中心にまとめています。
城島健司

佐世保市出身の捕手で、福岡ダイエー(ソフトバンク)で正捕手として日本一に貢献し、ベストナインやゴールデングラブを重ねた名手です。
攻守両面で高水準のプレーを長年維持し、攻撃面では中軸も任される打力を発揮しました。
渡米後も捕手としてメジャーでスタメン出場を重ね、2006年の世界一メンバーとして国際舞台でも存在感を放ちました。
大瀬良大地

長崎市出身の先発右腕で、広島のローテーションを長く担う柱です。伸びのある直球とカット・カーブのコンビネーションでゴロと空振りを両立し、年間を通した安定感でチームの勝ち星を積み上げます。
開幕投手や要所のカードを任される信頼の厚さが評価の根拠になっています。
今村猛

長崎県大村市出身の救援右腕で、広島の勝ちパターンを長く支えたセットアッパーです。直球とフォークを軸に終盤の一番苦しい場面で粘り強く抑え、連投局面でも質の高いボールで接戦を引き寄せました。
ポストシーズンでも七〜八回の橋渡し役として要となりました。
江越大賀

南島原市出身の外野手で、スピードと長打力、強肩がそろったツール型のプレーヤーです。守備範囲の広さと打球判断で外野を引き締め、代走・守備固めからスタメンまで幅広い役割で貢献します。
打撃では高めの直球に対する強いスイングで長打を生み、流れを変える一振りを見せます。
中村稔弥

対馬市出身の左腕で、先発・リリーフの双方に対応できる器用さが持ち味です。チェンジアップ系の緩急とコーナーへの制球で打者のタイミングを外し、球数を抑えながらイニングを刻みます。
ブルペンのやり繰りが厳しい局面でも役割を果たす実務力が魅力です。
増田珠

長崎市出身の外野手で、コンタクト主体の打撃に加えて走塁・守備の総合力で一軍戦力として台頭しました。状況に応じた打席作りが巧みで、バントや進塁打も織り交ぜて得点機を広げます。
外野では送球の正確さとポジショニングで失点を抑えます。
川原陸

長崎県出身の左腕で、角度のある直球とスライダーでゴロを誘うタイプです。テンポの良い投球で守備との連動を生み、先発・ロングリリーフのどちらでもゲームを落ち着かせます。
登板間の調整が丁寧で、シーズンを通じて品質を保つ点が評価されています。
野口恭佑

長崎市出身の外野手で、俊足とパンチ力を併せ持つ右打者です。走塁の初動が鋭く、代走起用から相手バッテリーに圧力をかけます。打撃ではコンパクトなスイングでミスを抑え、
チャンスメークと長打の両面で貢献します。
浦田俊輔
佐世保市出身の内野手で、二遊間を中心に堅実な守備と機動力でチームを支えます。打撃はコンタクト重視で球数を投げさせ、つなぎ役として攻撃の流れを生みます。
守備固めや代走など細かな役割を確実に遂行できる点が強みです。
本西厚博
佐世保市出身の外野手で、堅守と状況打撃に強みを持つ実戦型の選手です。守備では打球判断と返球の正確さで投手を助け、攻撃では送りや進塁打でチームの意図を形にします。
長いシーズンで安定した働きを重ね、選手層の厚みを支えました。
まとめ
| 氏名 | 功績 |
|---|---|
| 城島健司 | ダイエーの正捕手として日本一に貢献し、ベストナイン・GG多数。MLBでも主戦捕手、WBC優勝メンバー |
| 大瀬良大地 | 広島の先発柱として新人王・最多勝を獲得し、開幕投手を務めるエース格 |
| 今村猛 | 広島の勝ちパターンを担ったセットアッパーとしてホールドを重ね、終盤を安定 |
| 江越大賀 | 俊足強肩の外野手として守備・走塁で流れを変え、長打でインパクト |
| 中村稔弥 | 先発・救援を兼務する左腕として緩急と制球で一軍登板を重ねる |
| 増田珠 | 外野の守備走塁とコンタクト打撃で一軍戦力として台頭 |
| 川原陸 | 角度ある直球とスライダーでゴロを誘う左腕として先発・ロングで貢献 |
| 野口恭佑 | 俊足とパンチ力を併せ持つ外野手として代走・守備から攻撃を活性化 |
| 浦田俊輔 | 二遊間の堅守と機動力で接戦を支えるユーティリティ内野手 |
| 本西厚博 | オリックスの外野手として堅守と状況打撃でリーグ優勝・日本一に貢献 |


