埼玉県は、最多安打を獲得した中村晃や首位打者経験者の松本剛をはじめ、プロ野球で活躍する多くの選手を輩出しています。
本記事では、埼玉県出身の主な現役プロ野球選手を紹介します。所属球団や主な実績、出身市町村を整理し、最後に現役・OBを含めた独自のベストナインをまとめました。
埼玉県出身のプロ野球選手一覧
中村晃|朝霞市出身

中村晃は、福岡ソフトバンクホークスに所属する朝霞市出身の選手です。一塁と外野を守り、選球眼と確実性の高い打撃でチームを支えてきました。
2014年には176安打でパ・リーグ最多安打を獲得。2025年8月26日には通算1,500安打を達成しています。長年にわたる打撃の実績と、勝負どころでの働きが光る選手です。
松本剛|川口市出身

松本剛は、川口市出身の外野手です。日本ハムで長くプレーし、2026年から読売ジャイアンツに所属しています。
日本ハム時代の2022年には打率.347を記録し、パ・リーグ首位打者を獲得しました。広角に安打を打ち分ける技術が持ち味で、地元の川口市では子どもたちに向けた野球教室も開催しています。
三森大貴|越谷市出身

三森大貴は、横浜DeNAベイスターズに所属する越谷市出身の内野手です。ソフトバンクを経て、2025年にDeNAへ移籍しました。
持ち味は、俊足を生かした走塁と積極的な打撃です。二塁を中心に複数のポジションを守り、移籍初年度の2025年には22盗塁を記録。先発出場だけでなく、代走などでも得点機会を広げられる選手です。
五十幡亮汰|行田市出身

五十幡亮汰は、北海道日本ハムファイターズに所属する行田市出身の外野手です。佐野日大高校、中央大学を経てプロ入りしました。
最大の武器は、中学時代に陸上の全国大会で100メートル・200メートルの2冠に輝いたスピードです。盗塁や次の塁を狙う走塁に加え、外野の広い守備範囲でも持ち味を発揮します。
山﨑福也|所沢市出身

山﨑福也は、北海道日本ハムファイターズに所属する所沢市出身の左腕投手です。日大三高校、明治大学を経てオリックスに入団し、2024年から日本ハムでプレーしています。
オリックス時代の2023年に11勝、日本ハム移籍初年度の2024年に10勝を挙げ、2年連続で2桁勝利を達成。緩急を使った投球と制球力を生かし、先発として試合を組み立てます。
小島和哉|鴻巣市出身

小島和哉は、千葉ロッテマリーンズに所属する鴻巣市出身の左腕投手です。浦和学院高校では2013年春のセンバツ優勝を経験し、早稲田大学を経てプロ入りしました。
プロでも先発として実績を重ね、2023年には10勝を記録。直球と変化球を組み合わせた投球で打者を打ち取ります。地元では「こうのす観光大使」を務め、2025年11月には子どもたちに向けた講演も行いました。
若月健矢|加須市出身

若月健矢は、オリックス・バファローズに所属する加須市出身の捕手です。花咲徳栄高校からプロ入りし、強肩と安定した守備で投手陣を支えてきました。
2025年は121試合に出場して打率.272を記録し、自身2度目のゴールデン・グラブ賞と初のベストナインを受賞。2026年のWBCにも日本代表として出場しており、攻守両面で実績を積み重ねています。
宇田川優希|越谷市出身

宇田川優希は、オリックス・バファローズに所属する越谷市出身の右腕投手です。八潮南高校、仙台大学を経て育成ドラフトで入団し、2022年に支配下登録されました。
力強い速球とフォークを武器に、2022年の日本一や2023年のWBC優勝に貢献。2023年には46試合で20ホールド、防御率1.77を記録しています。
一方、2025年3月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、同年オフに育成選手として再契約しました。2026年は背番号121で、復帰を目指す段階にあります。
高梨雄平|川越市出身
高梨雄平は、読売ジャイアンツに所属する川越市出身の左腕投手です。川越東高校、早稲田大学、JX-ENEOSを経て楽天に入団し、2020年に巨人へ移籍しました。
低い位置から投げ込む独特のフォームが特徴で、左打者との対戦や走者を背負った場面などで起用されてきました。救援投手として、試合の流れを左右する局面でチームを支える選手です。
清水達也|深谷市出身
清水達也は、中日ドラゴンズに所属する深谷市出身の右腕投手です。花咲徳栄高校では2017年夏の甲子園優勝を経験し、プロでは救援投手として実績を重ねています。
2024年には60試合に登板して36ホールド、防御率1.40を記録。2025年も55試合で30ホールドを挙げました。2024年のプレミア12では日本代表に選ばれ、国際大会も経験しています。
地元では深谷市親善大使を務めており、埼玉の高校野球からプロへ進んだ代表的な投手の一人です。
埼玉県出身のプロ野球選手ベストナイン

埼玉県出身の現役・OBから、通算成績やタイトル、守備・走塁の特徴を踏まえてベストナインを選びました。DHは設けず、各ポジションでのプレー経験とチーム全体のバランスを考慮しています。
| 守備位置 | 選手名 | 出身地 | 主な実績・選出理由 |
|---|---|---|---|
| 投手 | 斎藤雅樹 | 川口市 | 通算180勝、最多勝5回、沢村賞3回。巨人のエースとして一時代を築いた右腕です。 |
| 捕手 | 若月健矢 | 加須市 | 2025年にベストナインと自身2度目のゴールデン・グラブ賞を受賞。強肩と安定した守備で投手陣を支えます。 |
| 一塁手 | 松原誠 | 飯能市 | 通算2,095安打・331本塁打を記録。大洋の主軸を長く担った打撃実績を評価しました。 |
| 二塁手 | 山崎裕之 | 上尾市 | 通算2,081安打、ベストナイン5回。長打力と堅実な守備を兼ね備えた二塁手です。 |
| 三塁手 | 鈴木健 | 越谷市 | 西武とヤクルトで主軸として活躍し、1997年・2003年に三塁手のベストナインを受賞しました。 |
| 遊撃手 | 酒井忠晴 | 三郷市 | 中日・ロッテ・楽天でプレー。遊撃を含む内野守備の技術に優れ、守備面の安定感を重視して選出しました。 |
| 左翼手 | 中村晃 | 朝霞市 | 2014年最多安打、2025年に通算1,500安打を達成。選球眼と確実性の高い打撃を評価しました。 |
| 中堅手 | 五十幡亮汰 | 行田市 | 俊足を生かした広い守備範囲と走塁が武器。中堅の守備力と打線の機動力を高める選出です。 |
| 右翼手 | 松本剛 | 川口市 | 2022年に打率.347で首位打者を獲得。広角に打ち分ける技術を評価し、守備経験のある右翼に配置しました。 |
※本ベストナインは、BASEBALL JOURNAL編集部による独自の基準で作成しています。NPBの公式表彰「ベストナイン」とは異なります。


