2025年シーズンに入り、一部プロ球団では新たな監督を迎えて戦いに挑んでいます。監督の采配によっても勝敗が左右されるプロ野球、どんな監督がチームを率いているのか注目が集まります。
そこで本記事では、2025年12球団の監督とそれぞれの選手時代の実績やポジションをまとめました。
【2025年】プロ野球12球団の監督一覧

2025年の12球団監督を紹介します。当サイトでは、毎年12球団の監督情報を更新しておりますので、是非他の監督一覧記事も併せてご確認ください。
【2025年】セ・リーグの監督一覧
球団 | 監督 | 就任時期 |
---|---|---|
東京ヤクルトスワローズ | 髙津 臣吾 (タカツ シンゴ) | 2020年〜 |
横浜DeNAベイスターズ | 三浦 大輔 (ミウラ ダイスケ) | 2021年〜 |
阪神タイガース | 藤川 球児 (フジカワ キュウジ | 2025年〜 |
読売ジャイアンツ | 阿部 慎之助 (アベ シンノスケ) | 2024年〜 |
広島東洋カープ | 新井 喜浩 (アライ タカヒロ) | 2023年〜 |
中日ドラゴンズ | 井上 一樹 (イノウエ カズキ) | 2025年〜 |
※1:岡田監督は2004年-2008年に監督を務め、15年ぶりの古巣復帰
セ・リーグの6球団では、読売ジャイアンツが2024年シーズンから新たな監督を迎えています。
【2025年】パ・リーグの監督一覧
球団 | 監督 | 就任時期 |
---|---|---|
オリックス・バッファローズ | 岸田 護 (キシダ マモル) | 2025年〜 |
福岡ソフトバンクホークス | 小久保 裕紀 (コクボ ヒロキ) | 2024年〜 |
埼玉西武ライオンズ | 西口 文也 (ニシグチ フミヤ) | 2025年〜 |
東北楽天ゴールデンイーグルス | 三木 肇 (ミキ ハジメ) | 2025年〜 |
千葉ロッテマリーンズ | 吉井 理人 (ヨシイ マサト) | 2023年〜 |
北海道日本ハムファイターズ | 新庄 剛志 (シンジョウ ツヨシ) | 2022年〜 |
パ・リーグの6球団では、福岡ソフトバンクホークスと東北楽天ゴールデンイーグルスが2024年シーズンから新たな監督を迎えています。
【2025年】セ・リーグの監督と選手時代の実績・ポジション
ヤクルト監督:高津臣吾
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 高津臣吾 |
監督就任時期 | 2020年~ |
背番号 | 22 |
過去の監督歴 | ヤクルトのみ |
監督経験年数 | 4年目 |
東京ヤクルトスワローズは、昨シーズンに引き続き高津臣吾が監督を務めます。2014年から一軍投手コーチ、2016年から二軍監督を務め、2020年に一軍監督に就任しました。
監督としての年度別成績
年 | 試合 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020年 | 120 | 41 | 69 | 10 | .373 | 6位 |
2021年 | 143 | 73 | 52 | 18 | .584 | 1位 |
2022年 | 143 | 80 | 59 | 4 | .576 | 1位 |
2023年 | 143 | 57 | 83 | 3 | .407 | 5位 |
2024年 | 143 | 62 | 77 | 4 | .446 | 5位 |
髙津監督が就任した2020年はセ・リーグ最下位に終わりましたが、翌年2021年にはリーグ優勝、さらには日本シリーズ制覇を果たし、日本一に輝きました。続く2022年シリーズでもリーグ優勝を果たしています。
選手時代のポジション/実績
項目 | 回答 |
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生年月日 | 1968年11月25日 |
現役期間 | 1990年-2012年(23年間) |
経歴 | ヤクルトスワローズ(1991-2003) シカゴ・ホワイトソックス[MLB](2004-2005) ニューヨーク・メッツ[MLB](2005) 東京ヤクルトスワローズ(2006-2007) ウリ・ヒーローズ[韓国](2008) 興農ブルズ[台湾](2010) 新潟アルビレックスBC[独立リーグ](2011-2012) |
ポジション | ピッチャー |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・ヤクルト4度の日本一に貢献・史上初の250Sを記録(2003年) ・メッツ[MLB]のワールド・シリーズ制覇に貢献(2005年) ・史上2人目となる日米通算300S達成(2006年) |
タイトル | ・最優秀救援投手(1994年,1999年,2001年,2003年) ・日本シリーズ優秀選手賞(1993年,1995年) ・セリーグ会長特別賞(2003年) |
選手時代はというと、1990年にドラフト3位でヤクルトスワローズに入団以降、国内外で22年間にわたり選手として活躍しました。日本、アメリカ、韓国、台湾の4カ国でプレーしたのは、髙津臣吾が初となります。
ピッチャーとしてヤクルトに入団後、魔球シンカーを武器に守護神として活躍し、最優秀救援投手を4度受賞しました。2003年には史上初の通算250セーブを達成すると、プレーの拠点を海外へと移し、2006年には史上2人目となる日米通算300セーブを達成しています。
DeNA監督:三浦大輔
項目 | 回答 |
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氏名 | 三浦大輔 |
監督就任時期 | 2021年~ |
背番号 | 81 |
過去の監督歴 | DeNAのみ |
監督経験年数 | 4年目 |
横浜DeNAベイスターズは、昨シーズンに引き続き三浦大輔が監督を務めます。14年から投手コーチ(選手と兼任)、2019年から一軍投手コーチ、二軍監督を歴任し、2021年に一軍監督に就任しました。
監督としての年度別成績
年 | 試合 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | 143 | 54 | 73 | 16 | .425 | 6位 |
2022年 | 143 | 73 | 68 | 2 | .518 | 2位 |
2023年 | 143 | 74 | 66 | 3 | .529 | 3位 |
2024年 | 143 | 71 | 69 | 3 | .507 | 3位 |
三浦監督が就任した2021年はセ・リーグ最下位に終わりましたが、翌年2022年にはリーグ2位を獲得し、クライマックスシリーズ出場を果たしています。
そして2024年はシーズン3位だったものの下剋上を果たし、日本一の栄冠に輝きました。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1973年12月25日 |
現役期間 | 1992年-2016年(25年間) |
経歴 | 横浜DeNAベイスターズ(1992-2016) |
ポジション | ピッチャー |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・DeNA38年ぶりのリーグ優勝・日本一に貢献(1998年) ・アテネ五輪日本代表として銅メダル獲得に貢献(2004年) |
タイトル | ・最高勝率(1997年) ・最優秀防御率(2005年) ・最多奪三振(2005年) |
選手時代はというと、1991年にドラフト6位で横浜大洋ホエールズ(現DeNA)に入団以降、現役25年間をすべて横浜一筋でプレーしました。
ピッチャーとしてDeNAに入団後、4年目以降には先発ローテーションに定着し、エースとして活躍しました。1998年には自己最多の12勝を挙げ、DeNAのリーグ優勝、日本一に大きく貢献します。現役時代を横浜一筋で活躍し、「ハマの番長」の愛称で親しまれました。
阪神監督:藤川球児
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 藤川球児 |
監督就任時期 | 2025年~ |
背番号 | 22 |
過去の監督歴 | なし |
監督経験年数 | 1年目 |
阪神タイガースは、2025年より藤川新監督が就任いたしました。
監督としての年度別成績
2025年より初就任となります。
藤川監督の野球解説は個人的にも勉強になりましたし、配給面等では解説通りに事が運ぶ場面も多くあったので(実況中)、監督としての手腕に期待です。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1989年7月21日 |
現役期間 | 2000年-2020年(20年間) |
経歴 | 阪神タイガース(2000-2012/2016-2020) シカゴ・カブス(2013-2014) テキサス・レンジャース(2015) |
ポジション | 投手 |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・NPBでの通算防御率は脅威の2.08 ・2006年に17セーブと30ホールドの記録 ・2009年のWBCでは日本代表として優勝に貢献 |
タイトル | 月間MVP:2回 最優秀バッテリー賞 オールスターゲーム優秀選手賞 |
阪神タイガースの絶対的な抑えとして活躍した藤川球児選手が監督に就任しました。
オールスターでの全球ストレート勝負、そしてカブレラ選手/小笠原選手から三振を奪い取った姿はいまでも多くの野球ファンの記憶に残っています。
投手として一流の藤川球児がどのような投手起用をするかに注目です。
巨人監督:阿部慎之助
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 阿部慎之助 |
監督就任時期 | 2024年 |
背番号 | 83 |
過去の監督歴 | 巨人のみ |
監督経験年数 | 2年目 |
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2024年 | 143 | 77 | 59 | 7 | .566 | 1位 |
就任して1年でリーグ優勝を果たすも、クライマックスシリーズではDeNAに敗れる悔しい結果に。
選手時代のポジション・実績
項目 | |
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生年月日 | 1979年3月20日 |
現役期間 | 2001年-2019年 |
経歴 | 巨人(2001年-2019年) |
ポジション | キャッチャー |
投打 | 右投げ左打ち |
実績 | ・打てる捕手を確立 ・日本一に導くキャプテンシー ・サヨナラ打が多い勝負強さをもつ |
タイトル | MVP(12年) 首位打者(12年) 最多打点(12年) 最高出塁率(12年) ベストナイン(02年、07年~14年) ゴールデングラブ(02年、08年、13年、14年) |
広島監督:新井貴浩
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 新井貴浩 |
監督就任時期 | 2023年~ |
背番号 | 25 |
過去の監督歴 | なし |
監督経験年数 | 3年目 |
広島東洋カープは、2023年から新井貴浩が監督を務めます。新井監督は現役引退後は野球評論家を務めており、監督を務めるは初です。2025年には早くも就任3年目を迎えます。
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2024年 | 143 | 68 | 70 | 5 | .493 | 4位 |
監督就任初年で2位の結果を残しました。9つの勝ち越しとチーム力が際立つシーズンでした。しかし2024年は後半の失速が目立ち、4位に終わりました。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1977年1月30日 |
現役期間 | 1999年-2018年(20年間) |
経歴 | 広島東洋カープ(1999-2007,2015-2018) 阪神タイガース(2008-2014) |
ポジション | ファースト |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・主砲として活躍し本塁打王に輝く(2005年) ・93打点を記録し、打点王に輝く(2011年) ・4番打者として25年ぶりのリーグ優勝に貢献し、リーグMVP獲得(2016年) ・カープ初のリーグ3連覇に貢献(2016年-2018年) |
タイトル | ・ベストナイン(2005年,2016年) ・ゴールデングラブ賞(2008年) |
選手時代はというと、1999年にドラフト6位で広島カープに入団し、8年ほどプレーしたのち、FA権(※1)を行使して阪神に移籍します。現役キャリアの最後には、出身地でもある広島に復帰し活躍しました。
※1 FA権については、こちらの記事で詳しく紹介しています。気になる方はご覧ください。
新井 喜浩はドラフト6位での入団以降、猛練習で技術を培い、本塁打王に輝くなどバッターとして活躍しました。ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞にも輝き、カープ復帰後はチームの大黒柱として、初のリーグ3連覇に貢献しています。
中日監督:井上一樹
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 井上一樹 |
監督就任時期 | 2025年~ |
背番号 | 99 |
過去の監督歴 | 中日ドラゴンズ |
監督経験年数 | 1年目 |
中日ドラゴンズは、井上一樹新監督が就任しました。オープン戦では良い結果でしたので、このままの勢いでシーズンに入りたいところです(去年もオープン戦の成績、開幕ダッシュは良かったが、失速してしまいましたので・・・)
監督としての年度別成績
今季より就任されています。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1971年7月25日 |
現役期間 | 1990年-2009年(20年間) |
経歴 | 中日ドラゴンズ(1990-2009) |
ポジション | 外野手 |
投打 | 左投左打 |
実績 | ・投手から打者へ転向して活躍 ・1999年に開幕21試合連続安打を記録し規定打席に到達 ・2005-2007年に選手会長を務め、2006年に通算1000試合出場達成 |
タイトル | ・ゴールデンスピリット賞 ・日本シリーズ敢闘賞 |
投手から外野手へ転向した異色の選手で、長年中日ドラゴンズ一筋に活躍しました。
攻守にわたる安定した実力と勝負強さを武器に、1999年には開幕21試合連続安打の記録を樹立し、チームの優勝に大きく貢献した。背番号を38から99、最終的に9へと変更し、選手会長も務めるなどチームの中心的存在として尊敬されていました。
引退試合では二軍戦で有終の美を飾る本塁打を放ち、背番号と同じ9回の胴上げで選手生活を締めくくった。
【2025年】パ・リーグの監督と選手時代の実績・ポジション
オリックス監督:岸田 護
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 岸田護 |
監督就任時期 | 2025年~ |
背番号 | 71 |
過去の監督歴 | オリックス・バッファローズ |
監督経験年数 | 1年目 |
2025年より第30代監督に岸田護が就任いたしました。
監督としての年度別成績
今季より就任されています。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
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生年月日 | 1981年5月10日 |
現役期間 | 2006年-2019年(14年間) |
経歴 | オリックス |
ポジション | 投手 |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・2010年からリリーフ転向し、クローザーとして活躍 ・2011年にはNPB記録の66交代完了、33セーブを記録し、初のオールスターゲーム出場を果たした。 ・通算13年間の現役生活で、救援投手として最優秀の成績も収めた |
岸田護は、プロ野球オリックス・バファローズの投手として2006年にデビューしました。先発で活躍後、2010年からリリーフに転向し抑え投手として定着しました。特に2011年にはNPB記録の66交代完了、33セーブを挙げオールスター初出場を果たしました。
度重なる故障に苦しみながらも勝利の方程式の一翼を担い、2019年に現役引退しました。チームの要として13年間プレーし、最後は京セラドームで有終の美を飾りました。
ソフトバンク監督:小久保裕紀
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 小久保裕紀 |
監督就任時期 | 2024年 |
背番号 | 90 |
過去の監督歴 | ソフトバンクのみ |
監督経験年数 | 2年目 |
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2024年 | 143 | 91 | 49 | 3 | .650 | 1位 |
91勝49敗という圧倒的な成績で優勝を収めましたが、日本シリーズではDeNAに敗れ日本一を逃してしまっています。
選手時代のポジション・実績
項目 | |
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生年月日 | 1971年10月8日 |
現役期間 | 1994年-2012年 |
経歴 | ダイエー(1994-2002) 巨人(2004-2006) ソフトバンク(2007-2012) |
ポジション | 三塁手、一塁手 |
投打 | 右投右打 |
実績 | バルセロナオリンピック野球の銅メダリスト 日本シリーズ最年長MVP 2000本安打達成 |
タイトル | 最多本塁打(95年) 最多打点(97年) ベストナイン(95年、97年) ゴールデングラブ(95年、10年) カムバック賞(04年) |
西武監督:西口文也
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 西口文也 |
監督就任時期 | 2025年~ |
背番号 | 74 |
過去の監督歴 | 西武のみ |
監督経験年数 | 1年目 |
2025年より西口文也新監督が就任しております。全く勝てなかった昨シーズンの立て直しを図れるかが注目ポイントの1つです。
監督としての年度別成績
今季より就任されています。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1972年9月26日 |
現役期間 | 1995年-2015年(21年間) |
経歴 | 埼玉西武ライオンズ |
ポジション | 投手 |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・卓越したスライダーの使い手として知られ、様々な種類のスライダーを投げ分け、特に2ストライクからの鋭い縦変化で多くの空振りを奪う ・3度の「残りアウト1つ」でのノーヒットノーラン・完全試合未遂あり ・通算3度のゴールデングラブ賞を受賞し、1996年には8者連続三振の記録を達成 |
タイトル | ・沢村栄治賞:1回 ・最優秀選手:1回 ・ベストナイン:2回 |
西口文也投手は、スライダーを武器とする技巧派投手として活躍しました。特に変化の大きさと種類を自在に操り、打者を翻弄しました。記録に残る活躍として、3度の「あと1人」でのノーヒットノーラン・完全試合未遂があり、特に2005年の楽天戦での「幻の完全試合」は伝説となっています。
ゴールデングラブ賞3度受賞、8者連続三振や史上4人目の1イニング4奪三振など、投手としての技術の高さを証明する記録を数多く打ち立てました。
楽天監督:三木 肇
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 三木 肇 |
監督就任時期 | 2025年 |
背番号 | 88 |
過去の監督歴 | – |
監督経験年数 | – |
監督としての年度別成績
今季より就任されています。
選手時代のポジション・実績
項目 | |
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生年月日 | 1977年4月25日 |
現役期間 | 1997-2008(12年間) |
経歴 | ヤクルト(1997~2007) 日本ハム(2008) |
ポジション | 二塁手、遊撃手 |
投打 | 右投両打 |
三木肇は、プロ野球選手として主に守備と走塁を武器とした内野手でしたが、レギュラーを獲得できず控え選手としてのキャリアを過ごしました。
2001年以降は出場機会が減少し、2008年に日本ハムへ移籍後、同年に現役引退しました。引退後は指導者の道へ進み、日本ハム、ヤクルトのコーチを経て、2019年から楽天の二軍監督、2020年には一軍監督に就任。
一度降格後、2025年シーズンから再び楽天の一軍監督を務めることが決まりました。選手との1対1の関係構築を重視し、中島卓也や山田哲人など若手選手の育成に貢献しています。
ロッテ監督:吉井理人
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 吉井理人 |
監督就任時期 | 2023年~ |
背番号 | 21 |
過去の監督歴 | ロッテのみ |
監督経験年数 | 1年目 |
千葉ロッテマリーンズは、2023年シーズンより新たに吉井 理人が監督を務めます。監督歴は今シーズンが初ですが、2019年よりコーチ、2022年からピッチングコーディネーターを歴任し、今シーズンの監督に就任しています。
2008年から2012年、2016年から2018年には日本ハムのコーチを務め、ダルビッシュ有や大谷翔平を指導しました。
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023年 | 143 | 70 | 68 | 5 | .5072 | 2位 |
2024年 | 143 | 71 | 66 | 6 | .518 | 3位 |
監督就任初年で2位という結果を残しました。さらに2024年も3位とAクラス入りを果たしています。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1965年4月20日 |
現役期間 | 1984年-2007年(24年間) |
経歴 | 近鉄バッファローズ(1984-1994) ヤクルトスワローズ(1995-1997) ニューヨーク・メッツ[MLB](1998-1999) コロラド・ロッキーズ[MLB](2000) モントリオール・エクスポズ[MLB](2001-2002) オリックス・バッファローズ(2003-2007) 千葉ロッテマリーンズ(2007) |
ポジション | ピッチャー |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・入団4年目に初先発初勝利を飾る ・1988年には最優秀救援投手に輝く ・先発に転向以降、3年連続2ケタ勝利を記録 |
選手時代はというと、1984年にドラフト2位でバッファローズ入団後、日本3球団、メジャー4球団で活躍しました。国内外でピッチャーとして活躍し、1988年には最優秀救援投手に輝きました。
また先発に転向してからは、3年連続2ケタ勝利を記録しています。
日本ハム監督:新庄剛志
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 新庄剛志 |
監督就任時期 | 2022年~ |
背番号 | 1 |
過去の監督歴 | 日本ハムのみ |
監督経験年数 | 4年目 |
北海道日本ハムファイターズは、昨シーズンに引き続き新庄 剛志が監督を務めます。2006年に現役最後のキャリアを日本ハムで終え、16年ぶりに監督として帰ってきたかたちとなります。
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022年 | 143 | 59 | 81 | 3 | .421 | 6位 |
2023年 | 143 | 60 | 82 | 1 | .423 | 6位 |
2024年 | 143 | 75 | 60 | 8 | .556 | 2位 |
新庄監督が就任した2022年、チームは最下位の6位で終わっています。故障選手を除く登録選手を全員一軍で起用するなど、常識に囚われない采配をみせました。
そして満を持した3年目、新庄監督の言葉通り優勝とはなりませんでしたが、Aクラス入りを果たし、続投が決まっています。なにより、補強に頼らず、生え抜き選手の活躍も目立っております。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
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生年月日 | 1972年1月28日 |
現役期間 | 1990年-2006年(17年間) |
経歴 | 阪神タイガース(1990-2000) ニューヨーク・メッツ[MLB](2001) サンフランシスコ・ジャイアンツ[MLB](2002) ニューヨーク・メッツ[MLB](2003) 北海道日本ハムファイターズ(2004-2006) |
ポジション | センター |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・強肩強打とド派手なパフォーマンスから圧倒的な人気を誇った ・ゴールデングラブ賞を10回獲得するなど守備を中心に活躍 ・2006年には日ハム日本一に貢献し、惜しまれながら引退 |
タイトル | ・ベストナイン (1993年,2000年,2004年) ・ゴールデングラブ賞 (1993年,1994年,1996年,1997年,19998年,1999年,2000年,2004年,2005年,2006年) |
選手時代はというと、1990年にドラフト5位で阪神に入団後、9年後にはメジャーに挑戦しました。日本プロ野球に戻ってきてから引退するまでの間、日ハムで活躍しています。
また、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞は10回も獲得するなど守備を中心に輝かしい成績を残しました。抜群の野球センスとド派手なパフォーマンスで圧倒的人気を誇り、選手晩年となった2006年には日本ハム日本一に貢献します。ファンや球団から引き止められつつも、チーム日本一を最後に現役を引退しました。
【2025年】プロ野球12球団監督まとめ
今回は2025年シーズンの日本プロ12球団の監督について、選手時代の実績やポジションをまとめました。
今シーズンから新たに就任した監督はもちろんのこと、昨シーズンより続投の監督も昨年からのストーリーを知ってみると、新たな視点で楽しめるかもしれませんね。
【2025年】セ・リーグの監督一覧
球団 | 監督 | 就任時期 |
---|---|---|
東京ヤクルトスワローズ | 髙津 臣吾 (タカツ シンゴ) | 2020年〜 |
横浜DeNAベイスターズ | 三浦 大輔 (ミウラ ダイスケ) | 2021年〜 |
阪神タイガース | 藤川 球児 (フジカワ キュウジ | 2025年〜 |
読売ジャイアンツ | 阿部 慎之助 (アベ シンノスケ) | 2024年〜 |
広島東洋カープ | 新井 喜浩 (アライ タカヒロ) | 2023年〜 |
中日ドラゴンズ | 井上 一樹 (イノウエ カズキ) | 2025年〜 |
【2025年】パ・リーグの監督一覧
球団 | 監督 | 就任時期 |
---|---|---|
オリックス・バッファローズ | 岸田 護 (キシダ マモル) | 2025年〜 |
福岡ソフトバンクホークス | 小久保 裕紀 (コクボ ヒロキ) | 2024年〜 |
埼玉西武ライオンズ | 西口 文也 (ニシグチ フミヤ) | 2025年〜 |
東北楽天ゴールデンイーグルス | 三木 肇 (ミキ ハジメ) | 2025年〜 |
千葉ロッテマリーンズ | 吉井 理人 (ヨシイ マサト) | 2023年〜 |
北海道日本ハムファイターズ | 新庄 剛志 (シンジョウ ツヨシ) | 2022年〜 |