昨年10月に開催されたドラフト会議。今年のシーズンでもすでに多くの選手がプロの舞台で活躍しています。当サイトでは、毎年各球団単位でドラフト会議の指名予想をしておりますが、想像以上に的中させることができています。
そこで本記事では、中日ドラゴンズの2025年ドラフト会議指名予想を執筆しました!
また、高卒・大卒・社会人それぞれの区分でドラフト候補を紹介している記事もあれば、12球団単位で予想している記事もあるので、是非併せてご覧ください!
【2025年】中日ドラゴンズのドラフト指名のポイント

中日ドラゴンズは前例のない3シーズン連続の最下位という苦境に立たされています。
投手陣、打線ともに課題は山積していますが、昨年のドラフトでは関西大学の金丸夢斗と西濃運輸の吉田聖弥という有望投手を上位指名で確保できたことから、今季は野手の獲得に重点を置くべきでしょう。
野手獲得がポイント
最有力候補として創価大学の立石正広の名前が挙がっていますが、複数球団との競合が予想されるため、代替候補も視野に入れておく必要があります。
その意味で注目に値するのが法政大学の松下歩叶選手です。昨秋のリーグ戦では14試合で5本塁打、13打点を記録しており、パワーヒッティングの面では立石にも引けを取りません。
また、内野の複数ポジションでプレーした経験があることも大きな利点です。期待を背負いながらも成長が停滞している石川昂弥選手に刺激を与えるという意味でも、興味深い人材と言えるでしょう。
【2025年】中日ドラゴンズのドラフト指名予想!
2025年のドラフト会議で中日ドラゴンズから指名が予想される選手を紹介します!
松下歩叶(法政大・内野手)

松下歩叶選手は、守備範囲の広さと安定感のあるフィールディングで高い評価を受けている二遊間の内野手です。法政大学では複数ポジションをこなすユーティリティ性を発揮しており、プロ入り後もさまざまな起用に対応できると見られています。
打撃面においても、小技や粘り強い打席を見せており、打順を問わず柔軟な役割をこなせる器用さが魅力です。中日ドラゴンズの内野陣は層が厚い一方で、若手の成長が急務とされているため、即戦力として貢献が期待される選手といえるでしょう。
宮下朝陽(東洋大・内野手)

宮下朝陽選手は、東洋大学の1年生時からレギュラーに定着し、サイクルヒットの実績もある実力派の内野手です。182cm84kgという恵まれた体格から繰り出されるスイングは非常に力強く、広角に長打を放てるパワーを備えています。
守備では堅実なプレーを見せており、安定した送球と落ち着いたフィールディングが持ち味です。
中日が将来の中軸を担う打者を求めている中で、攻守にバランスの取れた宮下選手は上位指名候補となる可能性が高いでしょう。
立石正広(創価大・内野手)

立石正広選手は、大学球界を代表する右のスラッガーとして注目を集めています。
フルスイングから放たれる打球は鋭く、プロでも長打力を期待される選手です。中日が長年欲している右の長距離砲として、補強ポイントに合致しています。
三振が多い傾向があるものの、スイングの鋭さとバットコントロールの向上によって、その課題は克服できると見られています。主軸候補として将来的な活躍が見込まれる点も含め、ドラフト上位での指名もあり得る逸材です。
石垣元気(健大高崎高・投手)

石垣元気選手は、最速158キロの直球を武器に、高校生投手としては世代トップクラスの評価を受けている本格派右腕です。
変化球では縦のスライダーに切れ味があり、打者との駆け引きにも優れた投球を見せています。
体の使い方が非常にしなやかで、フォームに無理がない点も将来性の高さを感じさせます。中日は育成力に定評があり、石垣選手のような素材型投手の指名も積極的に行っていることから、指名の可能性は十分にあるでしょう。
松川玲央(城西大・内野手)

松川玲央選手は、柔らかいバットコントロールと俊足を活かした攻撃的なスタイルで注目されている内野手です。出塁能力が高く、1番や2番に適したバッターとしてプロでも機能する可能性があります。
守備においても、広い守備範囲と軽快なフットワークが特徴で、特に三遊間でのプレーに定評があります。攻守両面で高いレベルにあることから、中日にとっては将来的なレギュラー候補として検討に値する選手です。
阿部葉太(横浜高・外野手)

阿部葉太選手は、高校通算本塁打こそ多くないものの、飛ばないバットでスタンドに運ぶパワーを持ち、身体能力の高さが光る外野手です。スイングスピードが速く、対応力のある打撃も評価されています。
守備では肩の強さもあり、広い守備範囲を活かしたプレーでチームに貢献しています。高校生外野手としては完成度が高く、将来的には中日の外野の一角を担う可能性も考えられる逸材です。
小堀弘晴(健大高崎高・捕手)

小堀弘晴選手は、強肩とリード力に定評のある高校生捕手です。キャッチングやスローイングの技術がしっかりしており、守備面での信頼感は既にプロレベルとの声もあります。
打撃でもパンチ力を持ち、攻守のバランスが取れた捕手として将来性が高く評価されています。中日は若手捕手の層が厚くはないため、育成を前提とした指名で次世代の正捕手候補としての獲得も視野に入ると考えられます。
まとめ
- 松下歩叶(法政大・内野手)
↳守備力とユーティリティ性に優れた即戦力候補 - 宮下朝陽(東洋大・内野手)
↳長打力と堅実な守備を兼ね備える中軸候補 - 立石正広(創価大・内野手)
↳右の長距離砲として将来のクリーンアップ候補 - 石垣元気(健大高崎高・投手)
↳最速158キロの直球が魅力の高校生本格派右腕 - 松川玲央(城西大・内野手)
↳俊足とバットコントロールに優れる攻撃型内野手 - 阿部葉太(横浜高・外野手)
↳身体能力と打撃センスに優れた外野手 - 小堀弘晴(健大高崎高・捕手)
↳守備力とリードに定評のある高校生捕手