昨年10月に開催されたドラフト会議。今年のシーズンでもすでに多くの選手がプロの舞台で活躍しています。当サイトでは、毎年各球団単位でドラフト会議の指名予想をしておりますが、想像以上に的中させることができています。
そこで本記事では、千葉ロッテマリーンズの2025年ドラフト会議指名予想を執筆しました!
また、高卒・大卒・社会人それぞれの区分でドラフト候補を紹介している記事もあれば、12球団単位で予想している記事もあるので、是非併せてご覧ください!
【2025年】千葉ロッテのドラフト指名のポイント

千葉ロッテマリーンズは前シーズンのオフに佐々木朗希(ドジャース)とメルセデス(台湾・統一)という主力先発投手2名を失いました。
さらに昨年のドラフトでは上位2選手が野手であり、獲得した投手もリリーフ型が大半を占めていたため、今シーズンは先発候補となる投手の獲得が最優先課題です。特に左腕投手については小島和哉以外の層が薄いため、重点的な補強が必要とされています。
投手補強がポイントになるか
この状況で有力視されているのが亜細亜大学の山城京平投手です。174cmという比較的小柄な体格ながら、安定して150km前後の速球を投げ込む能力は大学野球界でもトップレベルと評価されています。以前は課題とされていた制球力も向上が見られます。
同じく大学生左腕の候補として、仙台大学の渡邉一生投手も魅力的な存在です。
パフォーマンスに若干の波はあるものの、速球と優れた減速効果を持つチェンジアップの組み合わせは、プロレベルでも通用する可能性を秘めています。
【2025年】千葉ロッテのドラフト指名予想!
2025年のドラフト会議で千葉ロッテから指名が予想される選手を紹介します!
山城京平(亜細亜大・投手)

山城京平選手は、亜細亜大学に所属する左腕投手で、最速154キロの速球を誇る注目のサウスポーです。174センチ68キロと小柄ながら、しなやかなフォームから力強い直球を投げ込み、スライダーやチェンジアップを交えた緩急ある投球で打者を翻弄します。
大学通算では22試合に登板し、54回1/3を投げて防御率2.48を記録。特に2024年秋季リーグでは、先発として6試合に登板し、防御率3.81をマークしました。
スカウトからの評価も高く、ロッテの榎アマスカウトグループディレクターは「左で150キロを超える球を投げ、変化球も交えて緩急を使える。ポテンシャルが高い」と評価されています。
篠崎国忠(徳島インディゴソックス・投手)

篠崎国忠は、非常に器用な投手として知られています。
特にコントロールに優れ、どの球種でもコースにきちんと投げ切る能力が際立っています。状況に応じた配球ができるため、即戦力としての期待も高い選手です。ロッテの中継ぎ陣に厚みを持たせる存在として、有力な指名候補といえるでしょう。
萩原義輝(東芝・捕手)

萩原義輝は、守備に安定感がある東芝の捕手です。
送球の正確さや、キャッチャーとしての落ち着いた雰囲気が高く評価されています。チームをまとめるリーダーシップにも光るものがあり、若手捕手の層を厚くしたいロッテにとって非常に魅力的な存在です。
捕手育成に定評があるロッテにとって、長期的な視野に立った指名となるでしょう。
西村一毅(京都国際高・投手)

西村一毅は、左腕投手として独特の存在感を放っています。
18歳という若さながら、打者のタイミングを外すピッチングスタイルで注目されています。現時点では下位指名候補と見られていますが、素材型として大きな伸びしろが期待される選手です。
将来のローテーション入りを視野に入れた育成型指名となる可能性があります。
国本航河(筑波大・投手)

国本は、大学生右腕の中でもトップクラスの評価を受けている投手です。
ストレートの威力に加えて、変化球のキレも良く、先発ローテーションの一角を狙える即戦力候補とされています。千葉ロッテにとっては、即戦力投手の補強が急務であり、国本の指名は非常に現実的な選択肢と考えられます。先
発層の厚みを増す存在として期待が高まっています。
山田希翔(智弁和歌山高・内野手)

山田希翔は、高校生内野手の中でも特に注目される存在です。
しなやかな守備とスピード感のあるプレースタイルが特徴で、攻守両面でチームに貢献できる資質を持っています。将来の正遊撃手候補として期待できる選手であり、若手内野陣の底上げを図りたい千葉ロッテにとって、非常に重要なピースとなる可能性があります。
石垣元気(健大高崎高・投手)

石垣元気は、最速158キロを誇る本格派右腕です。
そのスピードだけでなく、制球力や変化球の精度も高い水準にあり、世代ナンバーワン投手として多くの注目を集めています。
千葉ロッテが指名できれば、即戦力だけでなく将来のエース候補として育成することも視野に入れられるでしょう。他球団との競合が予想されるため、上位指名は必至といえます。
奥村頼人(横浜高・投手)

奥村頼人は、左腕投手として140キロ近い速球と多彩な変化球を武器にしています。
安定感のある投球スタイルが持ち味で、特にチェンジアップ系の変化球に絶妙なキレがあり、打者を翻弄する力を持っています。
ロッテの先発左腕不足を補う存在として、指名リストに加わる可能性が高いでしょう。成長次第では早期に一軍登板も期待できます。
阿部葉太(横浜高・外野手)

阿部葉太は、高校通算本塁打数こそ突出していないものの、飛ばないバットで甲子園の右中間スタンドへ放り込む長打力を持つ外野手です。
身体能力が高く、ポテンシャルの高さが際立っています。ロッテ外野陣の将来を担う選手として、中長期的な視点で育成を図る上で非常に魅力的な指名候補といえるでしょう。
小堀弘晴(健大高崎高・捕手)

小堀弘晴は、高校生捕手の中でも存在感を放つ逸材です。
守備面では安定感を見せ、リード面でも冷静な判断力を備えています。打撃にも一定の期待がかかるため、総合力の高い捕手としてプロ入り後も着実に成長できる素質を持っています。
若手捕手層の強化を図りたい千葉ロッテにとって、今後の主力候補として注目すべき存在です。
蝦名翔人(青森山田高・内野手)

蝦名翔人は、高校生内野手の中でも高い守備力とバットコントロールを誇ります。
特に三遊間での守備範囲の広さと、状況判断に優れたプレーが評価されています。
打撃面でもコンタクト力があり、プロ入り後に打撃の幅を広げることができれば、内野のレギュラー争いに絡む存在になるでしょう。堅実なプレーヤーを好むロッテにとって、魅力的な指名対象です。
まとめ
- 山城京平(亜細亜大・投手)
↳最速154キロの速球を誇る注目のサウスポー左腕 - 篠崎国忠(徳島インディゴソックス・投手)
↳器用でコントロールに優れ、即戦力として期待される右腕 - 萩原義輝(東芝・捕手)
↳守備の安定感とリーダーシップに秀でた高校生捕手 - 西村一毅(京都国際高・投手)
↳左腕から打者のタイミングを外す投球が持ち味の素材型投手 - 国本(筑波大・投手)
↳ストレートと変化球に優れた即戦力候補の大学生右腕 - 山田希翔(智弁和歌山高・内野手)
↳守備範囲とスピードが光る将来の正遊撃手候補 - 石垣元気(健大高崎高・投手)
↳最速158キロを誇る世代ナンバーワン右腕投手 - 奥村頼人(横浜高・投手)
↳安定感ある左腕で、多彩な変化球を操る投手 - 阿部葉太(横浜高・外野手)
↳身体能力が高く、将来性豊かな長打力のある外野手 - 小堀弘晴(健大高崎高・捕手)
↳守備とリードに定評がある総合力型の高校生捕手 - 蝦名翔人(青森山田高・内野手)
↳高い守備力とバットコントロールが持ち味の内野手