プロ野球現役ドラフトの仕組みとは?指名順番や非公開の理由を解説!

プロ野球 現役ドラフト

2022年12月に初めてプロ野の球現役ドラフト会義が行われました。

この新たな制度により主だったところでは、楽天のオコエ瑠偉外野手が巨人へ、日本ハムの古川侑利投手がソフトバンクへ、オリックスの大下誠一郎内野手がロッテへと活躍の場を求めて新たな球団へ移籍しました。

そこで本記事では、この新たな試みである現役ドラフトについて記述します。

本制度を利用して移籍した細川選手が23年5月のセ・リーグ月間MVPに輝き、さらに注目を集めています!

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目次

プロ野球の現役ドラフトとは

プロ野球 ドラフト会議

現役ドラフトは、日本野球機構(NPB)で、2022年より導入されている移籍制度です。

この制度は日本プロ野球選手会が出場機会の少ない中堅選手の移籍活性化を目的として導入を希望していたもので、2018年から選手会とNPBとの間で折衝を開始。

2022年12月に第1回目が開催されました。

2022年の結果

指名球団選手名守備所属球団
オリックス・バファローズ渡邉 大樹外野手東京ヤクルトスワローズ
福岡ソフトバンクホークス古川 侑利投手北海道日本ハムファイターズ
埼玉西武ライオンズ陽川 尚将内野手阪神タイガース
東北楽天ゴールデンイーグルス正隨 優弥外野手広島東洋カープ
千葉ロッテマリーンズ大下 誠一郎内野手オリックス・バファローズ
北海道日本ハムファイターズ松岡 洸希投手埼玉西武ライオンズ
東京ヤクルトスワローズ成田 翔投手千葉ロッテマリーンズ
横浜DeNAベイスターズ笠原 祥太郎投手中日ドラゴンズ
阪神タイガース大竹 耕太郎投手福岡ソフトバンクホークス
読売ジャイアンツオコエ 瑠偉外野手東北楽天ゴールデンイーグルス
広島東洋カープ戸根 千明投手読売ジャイアンツ
中日ドラゴンズ細川 成也外野手横浜DeNAベイスターズ

プロ野球の現役ドラフトの仕組み

野球 走塁

現役ドラフトの主な仕組みですが、まず指名対象選手はNPBの各12球団が提出(指名)した選手です。

ただし、下記の選手は指名対象外となります。

  • 育成選手
  • 外国人選手
  • 複数年契約を結んでいる選手
  • 翌季の年俸が5,000万円以上の選手
    →ただし、1名に限り年俸5,000万円以上1億円未満の選手を対象とすることは可)
  • FA権を保有している/または行使したことがある選手
  • シーズン終了後に育成から支配下契約となった選手」は指名対象外。
  • 前年の年度連盟選手権試合終了の日の翌日以降に、選手契約の譲渡によって獲得した選手

各球団は、シーズン終了後に指名対象として2人以上を提出する必要があります!

各球団の指名順序

次に選手の獲得方法についての流れをご紹介します。

  • 各球団は欲しい選手1名に投票(予備指名)
  • 1番人気の選手の所属球団が1番目の指名権
  • 1番目の指名権を獲得した球団が指名
  • 2番目の指名権は1番目に選択された選手が所属する球団
  • 12球団が各1人を指名した時点で1巡目の指名終了
  • 2巡目は指名意思を示した球団で行い、1巡目の指名の逆順

予備指名とは、1番最初に指名することができる球団を決める制度

それで最も多くの票を獲得した球団、言い換えると予備指名で人気の選手を保有している球団が1番目の指名権を獲得します。

予備指名で最も多くの票を獲得した球団が複数になった場合や、たとえば1巡目で指名された球団が既に指名を終えている場合など細かなルールはありますが、以上が選手選択の概略です。

非公開である理由

現役ドラフトは非公開で行われます。

各球団は、対象選手リストの内容を秘密情報として厳格に管理することが求められます。対象選手全体リストの内容を、現役ドラフトの指名の目的以外に使用してはなりません。

ただし、現役ドラフトの結果、指名された選手の氏名についてはこの限りでありません。これは、選手の保護の観点からなされる措置であって、たとえば、「あの球団はこの選手が構想外であったんだ」などと勘繰られないようにするためでもあります。

プロ野球の現役ドラフトまとめ

再掲にはなりますが、初めての開催となった2022年12月の現役ドラフトの結果は、次のようになりました。

指名球団選手名守備所属球団
オリックス・バファローズ渡邉 大樹外野手東京ヤクルトスワローズ
福岡ソフトバンクホークス古川 侑利投手北海道日本ハムファイターズ
埼玉西武ライオンズ陽川 尚将内野手阪神タイガース
東北楽天ゴールデンイーグルス正隨 優弥外野手広島東洋カープ
千葉ロッテマリーンズ大下 誠一郎内野手オリックス・バファローズ
北海道日本ハムファイターズ松岡 洸希投手埼玉西武ライオンズ
東京ヤクルトスワローズ成田 翔投手千葉ロッテマリーンズ
横浜DeNAベイスターズ笠原 祥太郎投手中日ドラゴンズ
阪神タイガース大竹 耕太郎投手福岡ソフトバンクホークス
読売ジャイアンツオコエ 瑠偉外野手東北楽天ゴールデンイーグルス
広島東洋カープ戸根 千明投手読売ジャイアンツ
中日ドラゴンズ細川 成也外野手横浜DeNAベイスターズ

1巡目のみ行われ、2巡目は行われませんでした

現役ドラフトを経た12人の選手では、例えば、阪神タイガースの大竹耕太郎投手が5月19日現在、5勝をしてリーグ1位となっている等活躍されている方もおります。

さらに中日ドラゴンズの細川選手は月間MVPを獲得しました。

この新たな制度がその趣旨どおり選手にとって良い方向にはたらくよう期待します。

運営者情報

運営者

運営者
元高校球児、巨人ファン

小中高大と野球部に所属。高校時代は関東優勝を経験。

大学時代には現役として準硬式野球をやりつつ、学生コーチとして県大会優勝、関東大会準優勝を経験。

現在は巨人ファンとして毎年10試合以上は現地観戦。

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