2023年シーズンに入り、一部プロ球団では新たな監督を迎えて戦いに挑んでいます。監督の采配によっても勝敗が左右されるプロ野球、どんな監督がチームを率いているのか注目が集まります。
そこで本記事では、2023年12球団の監督とそれぞれの選手時代の実績やポジションをまとめました。
【2023年】プロ野球12球団の監督一覧
【2023年】セ・リーグの監督一覧
球団 | 監督 | 就任時期 |
---|---|---|
東京ヤクルトスワローズ | 髙津 臣吾 (タカツ シンゴ) | 2020年〜 |
横浜DeNAベイスターズ | 三浦 大輔 (ミウラ ダイスケ) | 2021年〜 |
阪神タイガース | 岡田 彰布 (オカダ アキノブ) | 2023年〜 ※1 |
読売ジャイアンツ | 原 辰徳 (ハラ タツノリ) | 2019年〜 ※2 |
広島東洋カープ | 新井 喜浩 (アライ タカヒロ) | 2023年〜 |
中日ドラゴンズ | 立浪 和義 (タツナミ カズヨシ) | 2022年〜 |
※1:岡田監督は2004年-2008年に監督を務め、15年ぶりの古巣復帰
※2:原監督は2002年-2003年、2006年-2015年に監督を務め、3度目の就任
セ・リーグの6球団では、阪神タイガースと広島東洋カープが2023年シーズンから新たな監督を迎えています。
【2023年】パ・リーグの監督一覧
球団 | 監督 | 就任時期 |
---|---|---|
チーム | 監督氏名 | 就任時期 |
オリックス・バッファローズ | 中嶋 聡 (ナカジマ サトシ) | 2021年〜 |
福島ソフトバンクホークス | 藤本 博史 (フジモト ヒロシ) | 2022年〜 |
埼玉西武ライオンズ | 松井 稼頭央 (マツイ カズオ) | 2023年〜 |
東北楽天ゴールデンイーグルス | 石井 一久 (イシイ カズヒサ) | 2021年〜 |
千葉ロッテマリーンズ | 吉井 理人 (ヨシイ マサト) | 2023年〜 |
北海道日本ハムファイターズ | 新庄 剛志 (シンジョウ ツヨシ) | 2022年〜 |
パ・リーグの6球団では、西武ライオンズと千葉ロッテマリーンズが2023年シーズンから新たな監督を迎えています。
【2023年】セ・リーグの監督と選手時代の実績・ポジション
ヤクルト監督:高津臣吾
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 高津臣吾 |
監督就任時期 | 2020年~ |
背番号 | 22 |
過去の監督歴 | ヤクルトのみ |
監督経験年数 | 4年目 |
東京ヤクルトスワローズは、昨シーズンに引き続き高津臣吾が監督を務めます。2014年から一軍投手コーチ、2016年から二軍監督を務め、2020年に一軍監督に就任しました。
監督としての年度別成績
年 | 試合 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020年 | 120 | 41 | 69 | 10 | .373 | 6位 |
2021年 | 143 | 73 | 52 | 18 | .584 | 1位 |
2022年 | 143 | 80 | 59 | 4 | .576 | 1位 |
通算 | 406 | 194 | 180 | 32 | .518 | – |
髙津監督が就任した2020年はセ・リーグ最下位に終わりましたが、翌年2021年にはリーグ優勝、さらには日本シリーズ制覇を果たし、日本一に輝きました。続く2022年シリーズでもリーグ優勝を果たしています。
選手時代のポジション/実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1968年11月25日 |
現役期間 | 1990年-2012年(23年間) |
経歴 | ヤクルトスワローズ(1991-2003) シカゴ・ホワイトソックス[MLB](2004-2005) ニューヨーク・メッツ[MLB](2005) 東京ヤクルトスワローズ(2006-2007) ウリ・ヒーローズ[韓国](2008) 興農ブルズ[台湾](2010) 新潟アルビレックスBC[独立リーグ](2011-2012) |
ポジション | ピッチャー |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・ヤクルト4度の日本一に貢献・史上初の250Sを記録(2003年) ・メッツ[MLB]のワールド・シリーズ制覇に貢献(2005年) ・史上2人目となる日米通算300S達成(2006年) |
タイトル | ・最優秀救援投手(1994年,1999年,2001年,2003年) ・日本シリーズ優秀選手賞(1993年,1995年) ・セリーグ会長特別賞(2003年) |
選手時代はというと、1990年にドラフト3位でヤクルトスワローズに入団以降、国内外で22年間にわたり選手として活躍しました。日本、アメリカ、韓国、台湾の4カ国でプレーしたのは、髙津臣吾が初となります。
ピッチャーとしてヤクルトに入団後、魔球シンカーを武器に守護神として活躍し、最優秀救援投手を4度受賞しました。2003年には史上初の通算250セーブを達成すると、プレーの拠点を海外へと移し、2006年には史上2人目となる日米通算300セーブを達成しています。
DeNA監督:三浦大輔
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 三浦大輔 |
監督就任時期 | 2021年~ |
背番号 | 81 |
過去の監督歴 | DeNAのみ |
監督経験年数 | 3年目 |
横浜DeNAベイスターズは、昨シーズンに引き続き三浦大輔が監督を務めます。14年から投手コーチ(選手と兼任)、2019年から一軍投手コーチ、二軍監督を歴任し、2021年に一軍監督に就任しました。
監督としての年度別成績
年 | 試合 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | 143 | 54 | 73 | 16 | .425 | 6位 |
2022年 | 143 | 73 | 68 | 2 | .518 | 2位 |
通算 | 286 | 127 | 141 | 18 | .473 | – |
三浦監督が就任した2021年はセ・リーグ最下位に終わりましたが、翌年2022年にはリーグ2位を獲得し、クライマックスシリーズ出場を果たしています。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1973年12月25日 |
現役期間 | 1992年-2016年(25年間) |
経歴 | 横浜DeNAベイスターズ(1992-2016) |
ポジション | ピッチャー |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・DeNA38年ぶりのリーグ優勝・日本一に貢献(1998年) ・アテネ五輪日本代表として銅メダル獲得に貢献(2004年) |
タイトル | ・最高勝率(1997年) ・最優秀防御率(2005年) ・最多奪三振(2005年) |
選手時代はというと、1991年にドラフト6位で横浜大洋ホエールズ(現DeNA)に入団以降、現役25年間をすべて横浜一筋でプレーしました。
ピッチャーとしてDeNAに入団後、4年目以降には先発ローテーションに定着し、エースとして活躍しました。1998年には自己最多の12勝を挙げ、DeNAのリーグ優勝、日本一に大きく貢献します。現役時代を横浜一筋で活躍し、「ハマの番長」の愛称で親しまれました。
阪神監督:岡田彰布
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 岡田彰布 |
監督就任時期 | 2023年~ |
背番号 | 80 |
過去の監督歴 | 阪神タイガース オリックス |
監督経験年数 | 9年目 |
阪神タイガースは、2023年から新たに岡田 彰布が監督を務めます。岡田監督は2004年から2008年にも阪神の監督を務めており、15年ぶりの古巣復帰となります。
監督としての年度別成績
年 | 試合 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
2004年 | 138 | 66 | 70 | 2 | .485 | 4位 |
2005年 | 146 | 87 | 54 | 5 | .617 | 1位 |
2006年 | 146 | 841 | 58 | 4 | .592 | 2位 |
2007年 | 146 | 74 | 66 | 4 | .592 | 3位 |
2008年 | 144 | 82 | 59 | 3 | .582 | 2位 |
通算 | 720 | 393 | 307 | 18 | .546 | – |
岡田監督が率いていた2004年からの5年間で、阪神は4度のAクラス入りを果たし、2005年には、リーグ優勝を勝ち取りました。同年には最優秀監督賞を受賞しています。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1957年11月25日 |
現役期間 | 1980年-1995年(16年間) |
経歴 | 阪神タイガース(1980-1993) オリックス・ブルーウェーブ(1994-1995) |
ポジション | セカンド |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・入団1年目からレギュラーとして活躍し新人王を獲得(1980年) ・1年目にしてオールスターに出場し、MVPを獲得(1980年) ・阪神21年ぶりのリーグ優勝、日本一に貢献(1985年) |
タイトル | ・最優秀新人賞(1980年) ・ベストナイン(1985年) ・ゴールデングラブ賞(1985年) |
選手時代はというと、1980年にドラフト1位で入団以降、現役16年間のほとんどを阪神に捧げています。
また、入団1年目から新人王の獲得、オールスターMVP獲得と目覚ましい活躍を見せました。1985年には、21年ぶりのリーグ優勝及び日本一に貢献し、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞を受賞しています。
巨人監督:原辰徳
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 原辰徳 |
監督就任時期 | 2019年~ |
背番号 | 83 |
過去の監督歴 | 読売ジャイアンツ 第二回WBC |
監督経験年数 | 17年目 |
読売ジャイアンツは、昨シーズンに引き続き原辰徳が監督を務めます。原監督は2002年から2003年、2006年から2015年にも巨人の監督を務めており、今回で3度目の就任となります。
読売ジャイアンツ監督としての年度別成績
年 | 試合 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2002年 | 140 | 79 | 56 | 3 | .562 | 1位 |
2003年 | 140 | 79 | 66 | 1 | .562 | 3位 |
2006年 | 146 | 65 | 79 | 2 | .451 | 4位 |
2007年 | 144 | 78 | 64 | 2 | .542 | 1位 |
2008年 | 144 | 71 | 68 | 5 | .493 | 1位 |
2009年 | 144 | 81 | 62 | 1 | .563 | 1位 |
2010年 | 144 | 79 | 62 | 3 | .549 | 3位 |
2011年 | 144 | 75 | 59 | 10 | .521 | 3位 |
2012年 | 144 | 75 | 59 | 10 | .521 | 1位 |
2013年 | 144 | 75 | 59 | 10 | .521 | 1位 |
2014年 | 144 | 75 | 59 | 10 | .521 | 1位 |
2015年 | 143 | 75 | 59 | 10 | .524 | 2位 |
2019年 | 143 | 77 | 64 | 2 | .538 | 1位 |
2020年 | 120 | 67 | 45 | 8 | .598 | 1位 |
2021年 | 143 | 61 | 62 | 20 | .496 | 3位 |
2022年 | 143 | 68 | 72 | 3 | .486 | 4位 |
通算 | 2270 | 1202 | 970 | 103 | .530 | – |
原監督が率いた16年間、巨人はほぼAクラスの成績を収めています。就任早々の2002年から、9回ものリーグ優勝に加え、3度も日本一を獲得しました。
巨人の監督として通算就任歴は歴代最長で、通算勝利数も歴代一位を記録しています。
また、2009年には第2回WBCの日本代表監督も務め、チームを連覇に導きました。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1958年7月22日 |
現役期間 | 1981年-1995年(15年間) |
経歴 | 読売ジャイアンツ(1981−1995) |
ポジション | サード |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・入団1年目からリーグ優勝、日本一に貢献し新人王を獲得(1981年) ・打点王を獲得する活躍ぶりでリーグ優勝に貢献しMVP獲得(1983年) ・6回ものリーグ優勝に貢献(1981年,1983年,1987年,1989年,1990年,1994年) ・チーム日本一を3回達成(1981年,1989年,1994年) |
タイトル | ・最優秀新人賞(1981年) ・ベストナイン(1983年,1987年,1988年,1990年,1991年) ・ゴールデングラブ賞(1987年,1988年) |
選手時代はというと、1981年にドラフト1位で入団以降、現役15年間のすべてを巨人で過ごしました。
原監督は、入団1年目からチームのリーグ優勝、日本一に貢献し、新人王を獲得します。ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞2回の受賞もさることながら、6回のリーグ優勝と3回の日本一を達成し、華々しい実績を残しています。
広島監督:新井貴浩
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 新井貴浩 |
監督就任時期 | 2023年~ |
背番号 | 25 |
過去の監督歴 | なし |
監督経験年数 | 1年目 |
広島東洋カープは、2023年から新たに新井貴浩が監督を務めます。新井監督は現役引退後は野球評論家を務めており、監督を務めるのは今シーズンが初となります。
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023年 | – | – | – | – | – | – |
通算 | – | – | – | – | – | – |
新井監督が監督を務めるのは今シーズンが初のため、監督としての成績はまだありません。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1977年1月30日 |
現役期間 | 1999年-2018年(20年間) |
経歴 | 広島東洋カープ(1999-2007,2015-2018) 阪神タイガース(2008-2014) |
ポジション | ファースト |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・主砲として活躍し本塁打王に輝く(2005年) ・93打点を記録し、打点王に輝く(2011年) ・4番打者として25年ぶりのリーグ優勝に貢献し、リーグMVP獲得(2016年) ・カープ初のリーグ3連覇に貢献(2016年-2018年) |
タイトル | ・ベストナイン(2005年,2016年) ・ゴールデングラブ賞(2008年) |
選手時代はというと、1999年にドラフト6位で広島カープに入団し、8年ほどプレーしたのち、FA権(※1)を行使して阪神に移籍します。現役キャリアの最後には、出身地でもある広島に復帰し活躍しました。
※1 FA権については、こちらの記事で詳しく紹介しています。気になる方はご覧ください。
新井 喜浩はドラフト6位での入団以降、猛練習で技術を培い、本塁打王に輝くなどバッターとして活躍しました。ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞にも輝き、カープ復帰後はチームの大黒柱として、初のリーグ3連覇に貢献しています。
中日監督:立浪和義
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 立浪和義 |
監督就任時期 | 2022年~ |
背番号 | 73 |
過去の監督歴 | 中日ドラゴンズ |
監督経験年数 | 2年目 |
中日ドラゴンズは、昨シーズンに引き続き立浪 和義が監督を務めます。立浪監督は現役引退後しばらくは野球解説者として活躍しており、監督歴は今シーズンで2年目となります。2013年にはWBC打撃コーチを務めていました。
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022年 | 143 | 66 | 75 | 2 | .468 | 6位 |
通算 | 143 | 66 | 75 | 2 | .468 | – |
立浪監督が率いた昨シーズンの結果は、残念ながらリーグ6位で終了しています。中日は直近10年でAクラス入りは1度のみと、長期間低迷が続いています。立浪監督の力量で回復なるか、注目していきたいところです。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1969年8月19日 |
現役期間 | 1988年-2009年(22年間) |
経歴 | 中日ドラゴンズ(1988-2009) |
ポジション | セカンド サード ショート |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・入団1年目からレギュラーとして優勝に貢献(1988年) ・3ポジションで計5回のゴールデングラブ賞受賞 (1988年,1995年,1996年,1997年,2003年) ・二塁打通算487本でNPB記録を持つ |
タイトル | ・新人王(1988年) ・ゴールデングラブ賞 (1988年,1995年,1996年,1997年,2003年) ・ベストナイン(1996年,2004年) |
選手時代はというと、1988年にドラフト1位で中日に入団以降、中日一筋で現役を走り抜き「ミスタードラゴンズ」と呼ばれました。
立浪 和義はドラフト1位で入団後、1年目からレギュラーとして活躍してチームの優勝に貢献します。計5回、3ポジションでのゴールデングラブ賞受賞に加え、最多二塁打の記録も持つなど攻守ともに輝かしい実績を残している。
【2023年】パ・リーグの監督と選手時代の実績・ポジション
オリックス監督:中嶋 聡
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 中嶋 聡 |
監督就任時期 | 2021年~ |
背番号 | 78 |
過去の監督歴 | オリックス・バッファローズ |
監督経験年数 | 3年目 |
オリックス・バッファローズは、昨シーズンに引き続き中嶋 聡が監督を務めます。2020年8月に前監督の辞任に伴い、一軍監督代行に就任し、2021年より正式に監督として就任しました。
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | 143 | 70 | 55 | 18 | .560 | 1位 |
2022年 | 143 | 76 | 65 | 2 | .539 | 1位 |
通算 | 286 | 146 | 120 | 20 | .548 | – |
中嶋監督が正式に就任した2021年は、それまで2年連続最下位に終わったオリックスがリーグ優勝を果たしました。続く2022年にもリーグ優勝で2連覇を成し遂げ、日本一に輝きます。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1969年3月27日 |
現役期間 | 1987年-2015年(29年間) |
経歴 | 阪急・オリックス(1987-1997) 埼玉西武ライオンズ(1998-2002) 横浜DeNAベイスターズ(2003) 北海道日本ハムファイターズ(2004-2015) |
ポジション | キャッチャー |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・入団1年目に一軍デビューを果たす(1987年) ・1995年-1996年のリーグ連覇や日本一に貢献 ・一軍で通算29年を過ごし日本プロ野球の最長記録を保持 |
選手時代はというと、1987年にドラフト3位でオリックス入団後、1997年にFA宣言をしてメジャー移籍を目指すも叶わず、ライオンズ、DeNA、日本ハムにて活躍しました。
また、入団1年目に一軍デビューを果たしてから現役を引退するまで、通算29年を一軍で過ごした日本プロ野球の最長記録保持者です。1995年から1996年には、チームのリーグ連覇や日本一に貢献しています。
ソフトバンク監督:藤本 博史
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 藤本 博史 |
監督就任時期 | 2022年~ |
背番号 | 81 |
過去の監督歴 | 福岡ソフトバンクホークス |
監督経験年数 | 2年目 |
福岡ソフトバンクホークスは、昨シーズンに引き続き藤本 博史が監督を務めます。2019年から三軍監督、2021年から二軍監督を歴任し、2022年に監督に就任しました。
監督としての年度別成績
年度 | 試合 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022年 | 143 | 76 | 65 | 2 | .539 | 2位 |
通算 | 143 | 76 | 65 | 2 | .539 | – |
藤本監督が就任した昨シーズンは、リーグ1位と並ぶ成績を記録したものの、直接対決の結果により2位でシーズンを終えました。
2020年まで日本一4連覇を達成していたソフトバンクですが、2021年には8年ぶりにBクラスに沈み、藤本監督就任によってAクラスに返り咲いたかたちとなります。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1963年11月8日 |
現役期間 | 1982年-1998年(17年間) |
経歴 | 南海ホークス 福島ダイエーホークス(1982-1998) オリックス・ブルーウェーブ(1998) |
ポジション | サード |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・入団後、強打の内野手として活躍 ・主力打者としてクリーンナップを打つなど活躍するも、個人タイトルはなし |
選手時代はというと、1982年にドラフト4位で南海ホークス(現ソフトバンク)に入団後、現役時代のほぼすべてをホークスに捧げました。
また、入団後1988年に一軍に定着し、強打の内野手として活躍しました。
西武監督:松井稼頭央
項目 | 回答 |
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氏名 | 松井稼頭央 |
監督就任時期 | 2023年~ |
背番号 | 77 |
過去の監督歴 | 西武のみ |
監督経験年数 | 1年目 |
埼玉西武ライオンズは、2023年シーズンより新たに松井 稼頭央が監督を務めます。監督歴は今シーズンが初となりますが、2018年より西武のコーチ、ファーム監督を歴任し、今シーズンより監督に就任しました。
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023年 | – | – | – | – | – | – |
通算 | – | – | – | – | – | – |
松井監督が監督を務めるのは今シーズンが初のため、監督としての成績はまだありません。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
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生年月日 | 1975年10月23日 |
現役期間 | 1994年-2018年(25年間) |
経歴 | 埼玉西武ライオンズ(1994-2003) ニューヨーク・メッツ[MLB](2004-2006) コロラド・ロッキーズ[MLB](2006-2007) ヒューストン・アストロズ[MLB](2008-2010) 東北楽天ゴールデンイーグルス(2011-2017) 埼玉西武ライオンズ(2018) |
ポジション | ショート |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・日本人初の内野手メジャーリーガーとして国内外で活躍 ・「スピードスター」と呼ばれ、3度の盗塁王に輝く ・1998年のオールスターでは、盗塁を中心に活躍をみせてMVP獲得 ・日米通算2000安打以上・2013年には楽天初の日本一に貢献 |
タイトル | ・パ・リーグMVP(1998年) ・打点王(1999年,2002年) ・盗塁王(1997年,1998年,1999年) ・ベストナイン (1997年,1998年,1999年,2000年,2001年,2002年,2003年) ・ゴールデングラブ賞 (1997年,1998年,2002年,2003年) |
選手時代はというと、1994年にドラフト3位でライオンズ入団後、10年後にはメジャーへ挑戦します。メジャー、国内のチームを経験し、現役最後は古巣のライオンズで活躍しました。
また、打点王2回、盗塁王3回、ベストナイン7回、ゴールデンクラブ賞7回と輝かしい成績を誇ります。日本人としては初めての内野手メジャーリーガーとして、MLBでも活躍しました。
楽天監督:石井一久
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 石井一久 |
監督就任時期 | 2021年~ |
背番号 | 99 |
過去の監督歴 | 楽天のみ |
監督経験年数 | 3年目 |
東北楽天ゴールデンイーグルスは、昨シーズンに引き続き石井 一久が監督を務めます。2018年より楽天のGMに就任し、2021年からはGM兼監督に就任しました。
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | 143 | 66 | 62 | 15 | .516 | 3位 |
2022年 | 143 | 69 | 71 | 3 | .493 | 4位 |
通算 | 286 | 135 | 133 | 18 | .472 | – |
石井監督が就任した2021年はリーグ3位、続く2022年は4位の成績を残しています。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
---|---|
生年月日 | 1973年9月9日 |
現役期間 | 1992年-2013年(22年間) |
経歴 | ヤクルトスワローズ(1992-2001) ロサンゼルス・ドジャーズ[MLB](2002−2004) ニューヨーク・メッツ[MLB](2005) 東京ヤクルトスワローズ(2006-2007) 埼玉西武ライオンズ(2008-2013) |
ポジション | ピッチャー |
投打 | 左投左打 |
実績 | ・史上65年目となるノーヒットノーラン達成(1997年) ・2008年の西武日本一に貢献 |
タイトル | ・最多奪三振王(1998年,2000年) ・最優秀防御率投手(2000年) |
選手時代はというと、1992年にドラフト1位でヤクルト入団後、10年後にはメジャーへ挑戦します。現役22年間でメジャー、国内のチームを渡り歩きましたが、楽天でのプレー歴はありません。
石井 一久は、国内外でピッチャーとして活躍し、最多奪三振王2回、最優秀防御率選手1回に輝きました。2008年には、西武の日本一達成に貢献しています。
ロッテ監督:吉井理人
項目 | 回答 |
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氏名 | 吉井理人 |
監督就任時期 | 2023年~ |
背番号 | 21 |
過去の監督歴 | ロッテのみ |
監督経験年数 | 1年目 |
千葉ロッテマリーンズは、2023年シーズンより新たに吉井 理人が監督を務めます。監督歴は今シーズンが初ですが、2019年よりコーチ、2022年からピッチングコーディネーターを歴任し、今シーズンの監督に就任しています。
2008年から2012年、2016年から2018年には日本ハムのコーチを務め、ダルビッシュ有や大谷翔平を指導しました。
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023年 | – | – | – | – | – | – |
通算 | – | – | – | – | – | – |
吉井監督が監督を務めるのは今シーズンが初のため、監督としての成績はまだありません。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
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生年月日 | 1965年4月20日 |
現役期間 | 1984年-2007年(24年間) |
経歴 | 近鉄バッファローズ(1984-1994) ヤクルトスワローズ(1995-1997) ニューヨーク・メッツ[MLB](1998-1999) コロラド・ロッキーズ[MLB](2000) モントリオール・エクスポズ[MLB](2001-2002) オリックス・バッファローズ(2003-2007) 千葉ロッテマリーンズ(2007) |
ポジション | ピッチャー |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・入団4年目に初先発初勝利を飾る ・1988年には最優秀救援投手に輝く ・先発に転向以降、3年連続2ケタ勝利を記録 |
選手時代はというと、1984年にドラフト2位でバッファローズ入団後、日本3球団、メジャー4球団で活躍しました。国内外でピッチャーとして活躍し、1988年には最優秀救援投手に輝きました。
また先発に転向してからは、3年連続2ケタ勝利を記録しています。
日本ハム監督:新庄剛志
項目 | 回答 |
---|---|
氏名 | 新庄剛志 |
監督就任時期 | 2022年~ |
背番号 | 1 |
過去の監督歴 | 日本ハムのみ |
監督経験年数 | 2年目 |
北海道日本ハムファイターズは、昨シーズンに引き続き新庄 剛志が監督を務めます。2006年に現役最後のキャリアを日本ハムで終え、16年ぶりに監督として帰ってきたかたちとなります。
監督としての年度別成績
年度 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022年 | 143 | 59 | 81 | 3 | .421 | 6位 |
通算 | 143 | 59 | 81 | 3 | .421 | – |
新庄監督が就任した2022年、チームは最下位の6位で終わっています。故障選手を除く登録選手を全員一軍で起用するなど、常識に囚われない采配をみせました。
選手時代のポジション・実績
項目 | 回答 |
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生年月日 | 1972年1月28日 |
現役期間 | 1990年-2006年(17年間) |
経歴 | 阪神タイガース(1990-2000) ニューヨーク・メッツ[MLB](2001) サンフランシスコ・ジャイアンツ[MLB](2002) ニューヨーク・メッツ[MLB](2003) 北海道日本ハムファイターズ(2004-2006) |
ポジション | センター |
投打 | 右投右打 |
実績 | ・強肩強打とド派手なパフォーマンスから圧倒的な人気を誇った ・ゴールデングラブ賞を10回獲得するなど守備を中心に活躍 ・2006年には日ハム日本一に貢献し、惜しまれながら引退 |
タイトル | ・ベストナイン (1993年,2000年,2004年) ・ゴールデングラブ賞 (1993年,1994年,1996年,1997年,19998年,1999年,2000年,2004年,2005年,2006年) |
選手時代はというと、1990年にドラフト5位で阪神に入団後、9年後にはメジャーに挑戦しました。日本プロ野球に戻ってきてから引退するまでの間、日ハムで活躍しています。
また、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞は10回も獲得するなど守備を中心に輝かしい成績を残しました。抜群の野球センスとド派手なパフォーマンスで圧倒的人気を誇り、選手晩年となった2006年には日本ハム日本一に貢献します。ファンや球団から引き止められつつも、チーム日本一を最後に現役を引退しました。
【2023年】プロ野球12球団監督まとめ
今回は2023年シーズンの日本プロ12球団の監督について、選手時代の実績やポジションをまとめました。
今シーズンから新たに就任した監督はもちろんのこと、昨シーズンより続投の監督も昨年からのストーリーを知ってみると、新たな視点で楽しめるかもしれませんね。
【2023年】セ・リーグの監督
球団 | 監督 | 就任時期 |
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東京ヤクルトスワローズ | 髙津 臣吾 (タカツ シンゴ) | 2020年〜 |
横浜DeNAベイスターズ | 三浦 大輔 (ミウラ ダイスケ) | 2021年〜 |
阪神タイガース | 岡田 彰布 (オカダ アキノブ) | 2023年〜 ※1 |
読売ジャイアンツ | 原 辰徳 (ハラ タツノリ) | 2019年〜 ※2 |
広島東洋カープ | 新井 喜浩 (アライ タカヒロ) | 2023年〜 |
中日ドラゴンズ | 立浪 和義 (タツナミ カズヨシ) | 2022年〜 |
【2023年】パ・リーグの監督
球団 | 監督 | 就任時期 |
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チーム | 監督氏名 | 就任時期 |
オリックス・バッファローズ | 中嶋 聡 (ナカジマ サトシ) | 2021年〜 |
福島ソフトバンクホークス | 藤本 博史 (フジモト ヒロシ) | 2022年〜 |
埼玉西武ライオンズ | 松井 稼頭央 (マツイ カズオ) | 2023年〜 |
東北楽天ゴールデンイーグルス | 石井 一久 (イシイ カズヒサ) | 2021年〜 |
千葉ロッテマリーンズ | 吉井 理人 (ヨシイ マサト) | 2023年〜 |
北海道日本ハムファイターズ | 新庄 剛志 (シンジョウ ツヨシ) | 2022年〜 |