契約	順位	氏名	所属	守備/投打
新人	1	× 武内夏暉	国学院大	投手／左投げ左打ち
		○前田悠伍	大阪桐蔭高	投手／左投げ左打ち
	2	岩井俊介	名城大	投手／右投げ右打ち
	3	廣瀬隆太	慶応大	内野手／右投げ右打ち
	4	村田賢一	明治大	投手／右投げ右打ち
	5	澤柳亮太郎	ロキテクノ富山	投手／右投げ右打ち
	6	大山凌	東日本国際大	投手／右投げ右打ち
	7	藤田悠太郎	福岡大大濠高	捕手／右投げ右打ち
育成	1	大泉周也	BCリーグ・福島	外野手／左投げ左打ち
	2	宮里優吾	東京農業大	投手／右投げ右打ち
	3	佐倉侠史朗	九州国際大付高	内野手／右投げ左打ち
	4	中澤恒貴	八戸学院光星高	内野手／右投げ右打ち
	5	星野恒太朗	駒澤大	投手／右投げ右打ち
	6	藤原大翔	飯塚高	投手／右投げ右打ち
	7	藤田淳平	四国ILplus・徳島	投手／左投げ左打ち
	8	長水啓眞	京都国際高	投手／左投げ左打ち

育成で8人の選手を獲得したソフトバンク。このなかから千賀投手や甲斐選手のような選手が出てくるか期待しています。

また、新人ドラフトでも投手中心に内野手、捕手も獲得したバランス型のドラフトでした。
ダイヤの原石であり、高校No.1サウスポーである前田投手が福岡の地で花開くのか、非常に注目されています。

【2023】福岡ソフトバンクホークスのドラフト補強ポイント

プロ野球データアーカイブ（https://baseballarc.jp/）さんの情報をもとに、各情報を球団比較してみました。すべての数字は23年9月23日終了時点の情報（残り10試合程度）になるため、シーズン終了後の数字とは若干異なります。

打率

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球団	捕	一	二	三	遊	左	中	右	DH
オリックス	.275	.281	.229	.233	.256	.231	.274	.223	.246
ソフトバンク	.199	.267	.267	.215	.251	.293	.228	.261	.267
西武	.200	.243	.255	.249	.248	.227	.209	.229	.268
楽天	.241	.223	.251	.230	.227	.256	.253	.246	.266
ロッテ	.185	.243	.223	.233	.271	.261	.255	.223	.244
日本ハム	.214	.248	.195	.246	.221	.260	.208	.260	.239

近藤選手、中村選手、柳田選手の成績は悪くありませんでした。しかし、数年前と比較したHR数の少なさや助っ人外国人の未活躍が響き、優勝を逃す結果となりました。

三森選手や周東選手の打率がもう少し伸びるのと、今宮選手、甲斐選手といった数年前からさせているメンバーがより活躍しないと、優勝は厳しいでしょう。

また、全体的に高齢化が目立ちます。若手選手もでてきてはいますが、チームを背負う成績までは至っておりません。若手野手の育成がソフトバンクは急務でしょう。

OPS

球団	捕	一	二	三	遊	左	中	右	DH
オリックス	.778	.803	.604	.584	.665	.664	.760	.574	.702
ソフトバンク	.592	.667	.662	.610	.652	.882	.570	.739	.792
西武	.520	.696	.725	.694	.594	.559	.572	.602	.823
楽天	.650	.672	.722	.605	.616	.712	.693	.674	.746
ロッテ	.513	.665	.633	.655	.686	.736	.681	.626	.758
日本ハム	.571	.690	.548	.761	.571	.654	.542	.763	.721

OPSも決して悪くはありませんが、打率と同じようなことが言えます。

また、柳田選手がDHにまわることが増え始めているチーム状況において、次のセンターを誰が担うのか。そしてどれだけ打てるのかが今後のソフトバンクの攻撃力を評価する1つのキーポイントになるのではないでしょうか。

近藤選手がどこを守っているかが一目瞭然のOPSでですね

投手陣

球団	防御率	先発防	救援防	QS率	HQS率	四死球率	被安打	先発100球
オリックス	2.62	2.63	2.61	0.53	0.31	2.69	71	47
ソフトバンク	3.32	3.67	2.76	0.39	0.19	3.19	104	50
西武	2.92	2.97	2.81	0.6	0.37	3.58	86	71
楽天	3.52	3.68	3.24	0.45	0.25	3.15	96	53
ロッテ	3.35	3.30	3.46	0.51	0.24	2.79	90	49
日本ハム	3.07	3.13	2.95	0.51	0.27	2.56	102	54

千賀投手のメジャー移籍、森投手の不調、モイネロ投手のケガをはじめ、主力投手のケガが目立ちました。それでもローテーションを回し続けたベテランの和田投手の凄さを改めて感じるシーズンだったと思います。オリックスとの1番の差は投手力だったのではないでしょうか。

そのため、今回のドラフトでは間違いなく、即戦力となる投手を取るべきと考えております。

【2023年】ソフトバンクのドラフト候補

常廣羽也斗投手（広島1位）

項目	回答
所属	青山学院大
守備	投手
投打	右投右打
出身高	大分舞鶴

2023年春季リーグにおいて、青山学院大の投手、常廣羽也斗（つねひろはやと）は先発として見事な成績を収めています。

特筆すべきは、國學院大戦での6回4安打7奪三振、自責点0のピッチングです。更に、2023年の全日本大学野球選手権準々決勝の中部学院大戦でも、6回3安打9奪三振、自責点0という卓越した成果を記録しました。これらの実績により、彼はドラフト1位の候補として頭角を現しています。

細野晴希投手（日本ハム1位）

項目	回答
所属	東洋大
守備	投手
投打	左投左打
出身高	東亜学園

2023ドラフトにおいて、東洋大の細野晴希投手は間違いなく注目の的となっています。

彼の最大のアピールポイントは、その猛烈な155km/hのストレートにあります。さらに、彼のアーセナルはツーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークと、驚異的に多種多様。特に130km/hを軽く超える彼のパワーカーブは、圧倒的な武器となっています。

ただ、彼の投球には抜けるボールが多く、制球面での課題も見られます。四死球の発生が課題となっており、ドラフト当日までにその改善がどれだけ進むかが重要ポイントとなるでしょう。左腕から放たれる155キロの力強い球は、キレとともに相手打線を圧倒します。細野選手は、日本のプロ野球界で最も高評価を受ける左腕として、今後非常に大きな期待を背負っていることでしょう。

前田悠伍投手（ソフトバンク1位）

項目	回答
所属	大阪桐蔭
守備	投手
投打	左投左打
出身高	大阪桐蔭

大阪桐蔭の前田悠伍投手は、現世代で最も注目されるNo.1投手として、今回のドラフトでの大きな注目を集めています。彼はそのスキルで世界の頂点に立った経験を持つ、安定感抜群のスリークォーター左腕投手です。

彼の投球フォームは、ノーワインドアップから始まり、重心を低く保ちながら早い段階で着地します。そして後ろで深く左ヒジをしなやかに使うことで、最速148㌔の強烈な直球を投げ込みます。通常の状態では130㌔後半から140㌔台前半の速球を持つ彼ですが、リリーフ時にはそのスピードがさらに増します。

変化球も彼の大きな武器。110㌔台から120㌔強の速さで繰り出されるチェンジアップ、120㌔前後のキレのあるスライダー、100㌔台の緩急をつけたカーブ、そして130㌔前後の2シームと、前田投手のピッチングは多彩です。彼はこれらの変化球を駆使し、シャープなストレートとのコンビネーションで打者を手玉にとります。テンポの良さと、緻密に内外角に投げ分ける技巧も彼の大きな特長といえるでしょう。

【2023年】ソフトバンクのドラフト指名まとめ

野手陣の高齢化を抱えつつも、その攻撃力でAクラスには入ろうとしています。一方、優勝したオリックスとの差はやはり投手力です。有原投手が9勝の成績（9月26日時点）を残しておりますが、このままいくと二桁勝利を挙げる投手がいないことになります。

ドラフトで即戦力投手の指名は必要だと思いますし、来シーズンはどれだけ投手陣が安定するかがキーポイントになるのではないでしょうか。

結果

契約	順位	氏名	所属	守備/投打
新人	1	× 武内夏暉	国学院大	投手／左投げ左打ち
		○前田悠伍	大阪桐蔭高	投手／左投げ左打ち
	2	岩井俊介	名城大	投手／右投げ右打ち
	3	廣瀬隆太	慶応大	内野手／右投げ右打ち
	4	村田賢一	明治大	投手／右投げ右打ち
	5	澤柳亮太郎	ロキテクノ富山	投手／右投げ右打ち
	6	大山凌	東日本国際大	投手／右投げ右打ち
	7	藤田悠太郎	福岡大大濠高	捕手／右投げ右打ち
育成	1	大泉周也	BCリーグ・福島	外野手／左投げ左打ち
	2	宮里優吾	東京農業大	投手／右投げ右打ち
	3	佐倉侠史朗	九州国際大付高	内野手／右投げ左打ち
	4	中澤恒貴	八戸学院光星高	内野手／右投げ右打ち
	5	星野恒太朗	駒澤大	投手／右投げ右打ち
	6	藤原大翔	飯塚高	投手／右投げ右打ち
	7	藤田淳平	四国ILplus・徳島	投手／左投げ左打ち
	8	長水啓眞	京都国際高	投手／左投げ左打ち