本記事では、石川県で生まれ育ち、プロの舞台で確かな足跡を残した選手だけを集めた特集です。
投手・野手のバランスと時代の広がりを押さえつつ、タイトル受賞や主要表彰、通算記録、国際大会経験などの客観指標でまとめました。
このページでわかること
- 石川県出身(出生市町村ベース)に限定した厳選リストと選考基準
- 各選手の代表成績・受賞歴・在籍球団・エピソードの要約カード
- 現役とOBを横断した投手/野手のバランスと系譜の把握
石川県出身のプロ野球選手一覧
出生市町村を基準に、石川県生まれでプロの舞台で実績を残した選手を中心にまとめています。
松井秀喜

能美郡根上町(現・能美市)生まれの強打者で、読売ジャイアンツの主砲として本塁打・打点のタイトルを獲得し、海を渡ってニューヨーク・ヤンキースでも大舞台で結果を残しました。
勝負どころでの長打力と出塁能力が光り、日米双方でチームの中心として語られる存在でした。地元にゆかりの施設があるなど地域への影響も大きく、石川県を代表する球史の象徴といえます。
小松辰雄

羽咋郡富来町(現・志賀町)生まれの右腕で、中日ドラゴンズの先発陣を支えた快速球で知られます。
球速表示が注目され始めた時代に重い直球で観客を魅了し、看板カードにも起用される投手でした。引退後は解説や野球振興にも関わり、能登ゆかりの名投手として長く語り継がれています。
奥川恭伸

かほく市生まれの先発右腕で、星稜高から東京ヤクルトスワローズに入団しました。
高校時代の全国大会で大きな注目を集め、プロでは故障と向き合いながらも質の高い直球と緻密な制球でゲームメイクするタイプです。
将来性が高く、球団の先発ローテーションを担う期待を受け続けています。
山﨑颯一郎

加賀市生まれの長身リリーフ右腕で、オリックス・バファローズで台頭しました。
力強いストレートと鋭く落ちるボールで空振りを奪う投球が持ち味で、国際大会の日本代表に名を連ねた経験も評価を高めました。
終盤の重要イニングで任されることが多く、試合の流れを変える役割を担ってきました。
釜田佳直

小松市生まれの右投手で、東北楽天ゴールデンイーグルスで先発と中継ぎの双方を務めました。
完成度の高い直球とスライダーのコンビネーションが武器で、故障からの復帰を重ねながら一軍の戦力として働いてきました。粘り強い投球姿勢が評価され、長年にわたりチームに貢献しています。
北村拓己
金沢市生まれの内野手で、星稜高から亜細亜大を経てプロ入りしました。
三塁や二塁を中心に複数ポジションを守れる器用さと、勝負どころでの一打で印象を残すタイプです。一軍経験を重ねながら、打撃と守備の総合力で出場機会をつかんできました。
山瀬慎之助
かほく市生まれの捕手で、星稜高から読売ジャイアンツに入団しました。
強肩と丁寧なリードが持ち味で、若手投手の持ち味を引き出しながら自らも経験を積んでいます。送球の正確さと状況判断に強みがあり、将来の正捕手候補として注目されています。
田中靖洋
小松市生まれの救援右腕で、西武ライオンズと千葉ロッテマリーンズでブルペンを支えました。
度重なる試練を乗り越えながら地道に登板を重ね、勝敗の行方を左右する中盤以降のイニングで貢献してきました。地元出身のプロとして、粘り強い投球でチームに良い流れをもたらした投手です。
まとめ
| 氏名 | 功績 |
|---|---|
| 松井秀喜 | 巨人で本塁打・打点王を獲得し、ヤンキースでワールドシリーズMVPを受賞 |
| 小松辰雄 | 中日の先発陣を快速球で牽引し、80年代を代表するエースとして活躍 |
| 奥川恭伸 | 星稜高で全国区の実績を築き、ヤクルトで将来の先発柱として期待 |
| 山﨑颯一郎 | オリックスの中継ぎで台頭し、WBC日本代表に選出 |
| 釜田佳直 | 楽天で先発・中継ぎを担い、一軍登板を着実に積み上げ |
| 北村拓己 | 巨人・ヤクルトで内野の複数ポジションを守り、ユーティリティで貢献 |
| 山瀬慎之助 | 巨人の捕手として強肩とリードで評価 |
| 田中靖洋 | 西武・ロッテで中継ぎの要として通算200試合超に登板 |


