全国高等学校野球選手権大会、通称「夏の甲子園」は、地方大会を勝ち抜いた代表校が日本一を争う高校野球最大級の大会です。
本記事では、神奈川県の甲子園出場校や近年の成績、私立・公立別の強豪校を紹介します。
2025年春には横浜が19年ぶりにセンバツを制覇し、同年夏もベスト8へ進出。2026年夏にはベスト4へ進むなど、神奈川県勢は全国大会でも上位の成績を残しています。
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神奈川県の甲子園出場校【直近10大会】
春のセンバツ
| 年 | 出場校 | 成績 |
|---|---|---|
| 2017年 | - | - |
| 2018年 | 慶應義塾 東海大相模 | 初戦敗退(2回戦) ベスト4 |
| 2019年 | 横浜 桐蔭学園 | 1回戦敗退 1回戦敗退 |
| 2020年 | 東海大相模 | 大会中止 |
| 2021年 | 東海大相模 | 優勝 |
| 2022年 | - | - |
| 2023年 | 慶應義塾 | 2回戦敗退 |
| 2024年 | - | - |
| 2025年 | 横浜 横浜清陵 | 優勝 1回戦敗退 |
| 2026年 | 横浜 | 1回戦敗退 |
2021年は東海大相模が明豊との決勝を制し、10年ぶり3回目となるセンバツ優勝を達成しました。
2025年は横浜が決勝で智辯和歌山に11対4で勝利し、19年ぶり4回目のセンバツ優勝を達成。前年秋の明治神宮大会に続く全国制覇となりました。
同大会には、21世紀枠で横浜清陵も春夏を通じて初出場しています。初戦で広島商に敗れましたが、神奈川県の公立校として大きな注目を集めました。
なお、センバツの出場校は秋季大会の結果を重要な資料として選考されます。関東地区では秋季関東大会の成績が重視されますが、試合内容や地域性なども含めて総合的に判断されます。
夏の選手権
| 年 | 代表校 | 成績 |
|---|---|---|
| 2017年 | 横浜 | 1回戦敗退 |
| 2018年 | 横浜 慶應義塾 | 3回戦敗退 2回戦敗退 |
| 2019年 | 東海大相模 | 3回戦敗退 |
| 2020年 | - | 大会中止 |
| 2021年 | 横浜 | 2回戦敗退 |
| 2022年 | 横浜 | 2回戦敗退 |
| 2023年 | 慶應義塾 | 優勝 |
| 2024年 | 東海大相模 | ベスト8 |
| 2025年 | 横浜 | ベスト8 |
| 2026年 | 横浜 | ベスト4 |
2018年は第100回記念大会のため、神奈川県が南北に分けられ、南神奈川代表の横浜と北神奈川代表の慶應義塾が出場しました。
2023年は慶應義塾が決勝で仙台育英を破り、1916年以来107年ぶりとなる夏の甲子園優勝を達成しました。
2024年は東海大相模がベスト8へ進出。2025年は横浜が春夏連覇を目指しましたが、準々決勝で県岐阜商に延長タイブレークの末、7対8で敗れました。
2026年も横浜が神奈川県大会を制し、2年連続22回目の夏の甲子園出場を達成。沖縄尚学、日南学園、霞ケ浦、花巻東を破ってベスト4へ進み、準決勝で智辯和歌山に敗れました。
【私立】神奈川県の強豪校一覧
横浜

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒236-0053 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市金沢区能見台通46-1 |
| 甲子園出場回数 | 春18回・夏22回 |
| 主な全国成績 | 春4回・夏2回優勝 |
横浜は、春夏通算40回の甲子園出場を誇る神奈川県屈指の名門校です。
1998年には松坂大輔を擁して春夏連覇を達成。2025年春には19年ぶり4回目のセンバツ優勝を果たしました。同年夏はベスト8、2026年夏もベスト4へ進出しています。
主な卒業生には、松坂大輔、涌井秀章、筒香嘉智、近藤健介、柳裕也、淺間大基、万波中正などがいます。
東海大相模

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒252-0312 |
| 所在地 | 神奈川県相模原市南区相南3丁目33-1 |
| 甲子園出場回数 | 春12回・夏12回 |
| 主な全国成績 | 春3回・夏2回優勝 |
東海大相模は、春夏を合わせて5回の全国優勝を達成している神奈川県の名門校です。
2015年夏に全国優勝し、2021年春にも優勝。2024年夏の甲子園ではベスト8へ進出しました。
主な卒業生には、原辰徳、森野将彦、菅野智之、大田泰示、小笠原慎之介、吉田凌などがいます。野球部のほか、柔道部なども全国レベルの実績を持っています。
慶應義塾

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒223-8524 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市港北区日吉4丁目1-2 |
| 甲子園出場回数 | 春10回・夏19回 |
| 主な全国成績 | 1916年・2023年夏優勝 |
慶應義塾は、長い歴史を持つ神奈川県の伝統校です。
2023年夏の甲子園では、決勝で仙台育英に8対2で勝利。1916年以来107年ぶりとなる全国優勝を達成し、大きな注目を集めました。
進学校として知られながら、高い打撃力と守備力を備えています。大学や社会人野球へ進む選手が多いことも特徴です。
桐蔭学園

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒225-8502 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614 |
| 甲子園出場回数 | 春6回・夏6回 |
| 主な全国成績 | 1971年夏優勝 |
桐蔭学園は、1971年夏の甲子園で初出場・初優勝を達成した伝統校です。
2019年には16年ぶりとなるセンバツ出場を果たしました。近年も神奈川県大会で上位へ進出しており、復活が期待されています。
主な卒業生には、高橋由伸、髙木大成、G.G.佐藤、若林晃弘、茂木栄五郎などがいます。
桐光学園

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒215-8555 |
| 所在地 | 神奈川県川崎市麻生区栗木3丁目12-1 |
| 甲子園出場回数 | 春1回・夏4回 |
| 主な全国成績 | 2001年春ベスト4・2012年夏ベスト8 |
桐光学園は、2001年春にベスト4、2012年夏にベスト8へ進出した実績を持つ強豪校です。
2012年夏には松井裕樹が1試合22奪三振を記録し、全国から注目されました。2026年夏の神奈川県大会では決勝へ進出しましたが、横浜に敗れて準優勝となっています。
主な卒業生には、松井裕樹、東條大樹、中川颯などがいます。
横浜創学館

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒236-0037 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市金沢区六浦東1丁目43-1 |
| 甲子園出場回数 | 春0回・夏0回 |
| 主な実績 | 2021年夏の神奈川県大会準優勝 |
横浜創学館は、甲子園出場こそありませんが、近年の神奈川県大会で上位へ進出している私立の強豪校です。
2021年夏の神奈川県大会では準優勝。2022年には夏と秋、2026年春にも県大会上位へ進出しています。
主な卒業生には、秋山翔吾、福田俊、望月惇志などがいます。
平塚学園

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒254-0805 |
| 所在地 | 神奈川県平塚市高浜台31-19 |
| 甲子園出場回数 | 春0回・夏1回 |
| 主な全国成績 | 1998年夏出場 |
平塚学園は、1998年夏の神奈川県大会を制し、甲子園へ初出場しました。
甲子園出場からは遠ざかっていますが、県大会では私立の強豪校として上位進出を狙っています。主な卒業生には、高田孝一などがいます。
横浜隼人

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒246-0026 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市瀬谷区阿久和南1丁目3-1 |
| 甲子園出場回数 | 春0回・夏1回 |
| 主な全国成績 | 2009年夏出場 |
横浜隼人は、2009年夏に神奈川県大会を初めて制し、甲子園へ出場しました。
縦じまのユニフォームや阪神タイガースの応援曲を使用することでも知られています。また、女子硬式野球部も全国大会で実績を残しています。
相洋

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒250-0045 |
| 所在地 | 神奈川県小田原市城山4丁目13-33 |
| 甲子園出場回数 | 春0回・夏0回 |
| 主な実績 | 2020年夏の神奈川県独自大会準優勝 |
相洋は、神奈川県西部を代表する私立の強豪校です。
2020年の独自大会では決勝まで進出。近年も春・夏・秋の県大会でベスト8以上へ進出することがあり、甲子園初出場が期待されています。
向上

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒259-1118 |
| 所在地 | 神奈川県伊勢原市見附島411 |
| 甲子園出場回数 | 春0回・夏0回 |
| 主な実績 | 2021年秋の神奈川県大会準優勝 |
向上は、甲子園出場経験こそありませんが、神奈川県大会で継続的に上位へ進出している私立校です。
2021年には県大会で3季連続ベスト8以上を記録し、秋季大会では準優勝。関東大会にも出場しました。
【公立】神奈川県の強豪校一覧
横浜商業

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒232-0006 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市南区南太田2丁目30-1 |
| 甲子園出場回数 | 春10回・夏7回 |
| 主な全国成績 | 1983年春・夏準優勝 |
横浜商業は「Y校」の愛称で親しまれている、神奈川県公立勢を代表する名門校です。
春夏通算17回の甲子園出場は、神奈川県の公立高校で最多。1983年には春と夏の甲子園でともに準優勝を果たしました。
近年も県大会で上位へ進出することがあり、古豪復活が期待されています。
横浜清陵
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒232-0007 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市南区清水ケ丘41 |
| 甲子園出場回数 | 春1回・夏0回 |
| 主な全国成績 | 2025年春初出場 |
横浜清陵は、2025年のセンバツに21世紀枠で選出され、春夏を通じて初めて甲子園へ出場しました。
初戦では広島商に2対10で敗れましたが、神奈川県の公立校として全国の舞台へ立ったことは大きな実績です。
2025年夏と2026年夏も神奈川県大会でシード校となっており、今後の活躍が期待されています。
藤沢清流

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒251-0002 |
| 所在地 | 神奈川県藤沢市大鋸1450 |
| 甲子園出場回数 | 春0回・夏0回 |
| 主な実績 | 2022年春ベスト4・夏ベスト8 |
藤沢清流は、私立の強豪校が多い神奈川県で上位進出した実績を持つ公立校です。
2022年春の神奈川県大会でベスト4、同年夏もベスト8へ進出。甲子園初出場が期待される公立校のひとつです。
大師

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒210-0827 |
| 所在地 | 神奈川県川崎市川崎区四谷下町25-1 |
| 甲子園出場回数 | 春0回・夏0回 |
| 主な実績 | 創部初期に神奈川県大会ベスト4 |
大師は、創部から短期間で神奈川県大会ベスト4へ進出した実績を持つ公立校です。
近年は県大会上位から遠ざかっていますが、川崎地区の公立校として再び上位進出することが期待されています。
県立相模原

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒252-0242 |
| 所在地 | 神奈川県相模原市中央区横山1丁目7-20 |
| 甲子園出場回数 | 春0回・夏0回 |
| 主な実績 | 神奈川県大会で上位進出 |
県立相模原は、進学校として知られながら、神奈川県大会で上位へ進出した実績を持つ公立校です。
限られた練習時間と環境の中で私立の強豪校と戦っており、県立高校の有力校として注目されています。
神奈川県の強豪校ランキング
直近の甲子園出場実績や神奈川県大会での成績、過去の全国大会での実績をもとに、本記事で紹介した全15校をランキング形式で整理しました。
| 順位 | 高校 | 区分 | 主な実績 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 横浜 | 私立 | 2025年春優勝・夏ベスト8、2026年夏ベスト4 |
| 2位 | 東海大相模 | 私立 | 2021年春優勝、2024年夏ベスト8 |
| 3位 | 慶應義塾 | 私立 | 2023年夏に107年ぶりの全国優勝 |
| 4位 | 桐光学園 | 私立 | 2026年夏の神奈川県大会準優勝 |
| 5位 | 桐蔭学園 | 私立 | 1971年夏優勝、春夏通算12回出場 |
| 6位 | 横浜清陵 | 公立 | 2025年春に甲子園初出場 |
| 7位 | 横浜創学館 | 私立 | 2021年夏準優勝、2026年春も県大会上位 |
| 8位 | 横浜商業 | 公立 | 春夏通算17回出場、1983年春・夏準優勝 |
| 9位 | 相洋 | 私立 | 2020年夏の神奈川県独自大会準優勝 |
| 10位 | 向上 | 私立 | 2021年秋の神奈川県大会準優勝 |
| 11位 | 横浜隼人 | 私立 | 2009年夏の甲子園出場 |
| 12位 | 平塚学園 | 私立 | 1998年夏の甲子園出場 |
| 13位 | 藤沢清流 | 公立 | 2022年春ベスト4・夏ベスト8 |
| 14位 | 県立相模原 | 公立 | 神奈川県大会で上位進出した実績 |
| 15位 | 大師 | 公立 | 創部初期に神奈川県大会ベスト4 |
神奈川県では現在、横浜が中心的な存在です。2025年春に全国優勝、同年夏にベスト8、2026年夏にはベスト4へ進出し、全国でもトップクラスの成績を残しています。
東海大相模も2021年春の全国優勝と2024年夏のベスト8、慶應義塾は2023年夏の全国優勝という実績があります。直近6年間で神奈川県勢は春夏合わせて3回の全国優勝を達成しています。
桐光学園は2026年夏の神奈川県大会で準優勝。桐蔭学園、横浜創学館、相洋、向上なども県大会で上位を狙える力を持っています。
公立では、横浜清陵が2025年春に甲子園初出場を達成。横浜商業は春夏通算17回の出場実績を持ち、藤沢清流や県立相模原も私立校に対抗する存在です。
横浜、東海大相模、慶應義塾が全国大会で結果を残している一方、甲子園出場経験を持つ学校や初出場を狙う有力校も多く、代表争いの厳しさが神奈川県高校野球の特徴です。
最新の出場校や試合結果は、日本高等学校野球連盟公式サイトでも確認できます。


