昨年10月に開催されたドラフト会議。今年のシーズンでもすでに多くの選手がプロの舞台で活躍しています。当サイトでは、毎年各球団単位でドラフト会議の指名予想をしておりますが、想像以上に的中させることができています。
そこで本記事では、西武ライオンズの2025年ドラフト会議指名予想を執筆しました!
また、高卒・大卒・社会人それぞれの区分でドラフト候補を紹介している記事もあれば、12球団単位で予想している記事もあるので、是非併せてご覧ください!
【2025年】西武ライオンズのドラフト指名のポイント

西武ライオンズは2024年シーズン、前例のない不振によってリーグ最下位に沈みました。特に得点力の欠如は深刻な問題となっており、昨年のドラフトでも上位2選手は野手を選出しています。
2巡目指名の渡部聖弥(大阪商業大)は開幕から期待に応える活躍を見せていますが、チーム全体としてはまだ十分な補強ができていない状況です。
そのため、今年も打線の強化を最優先課題とすべきでしょう。
山賊打線の復活を担える中心打者の指名がポイント
その有力候補として創価大学の立石正広選手が挙げられます。立石は今シーズンからセカンドも守備範囲に加えており、その捌きや送球も安定しています。
プロレベルでも十分に対応できる技術を持ち合わせていると評価されています。西武は今季、外崎修汰選手をサードへ移動させたことで、セカンドポジションが安定していない状況にあり、チームのニーズとも合致しています。
その他の候補としては、打撃力のある中央大学の繁永晟選手や東洋大学の宮下朝陽選手も、今後の活躍次第では指名候補に浮上する可能性があるでしょう。
【2025年】西武ライオンズのドラフト指名予想!
2025年のドラフト会議で西武ライオンズから指名が予想される選手を紹介します!
繁永晟(中央大・内野手)

俊足巧打の内野手として注目されている繁永晟選手は、広い守備範囲とバットコントロールを兼ね備えております。大学リーグでは安定した成績を残しており、特に守備では正確な送球と状況判断力が評価されています。
打撃においては、確実性の高いスイングで出塁率も優れており、試合を通じて安定したプレーを見せております。
その走力と守備力から、1番や2番での起用も期待されるタイプで、スモールベースボールを志向する球団にとっては非常にフィットする選手です。将来的には、内野の要として守備の中心を担う存在になり得ます。
宮下朝陽(東洋大・内野手)

182cm84kgの恵まれた体格を持つ宮下朝陽選手は、長打力を備えた右打ちの内野手です。
大学1年の春からレギュラーとして活躍し、サイクルヒットを記録するなど、早くから打撃センスの高さを示してきました。広角に打ち分ける技術とハードコンタクト率の高さが魅力で、プロ入り後も中軸候補として期待されております。
守備では安定感があり、二塁や三塁を器用にこなすユーティリティ性も評価されています。打撃を主軸としながらも、守備や走塁にも抜かりがない万能型の選手です。
松下歩叶(法政大・内野手)

松下歩叶選手は、堅実な守備力と高い機動力を誇る内野手です。
捕球から送球への一連の動作がスムーズで、併殺プレーの判断力にも優れています。打撃では、コンパクトなスイングで高い出塁率を維持しており、得点圏での勝負強さも魅力の一つです。
将来的には、守備力を武器にレギュラー定着を目指せる選手であり、守備重視の内野手を求める球団にとっては重要な補強ポイントとなります。
石垣元気(健大高崎高・投手)

石垣元気選手は、最速158km/hのストレートを武器にする本格派右腕で、「世代ナンバーワン投手」とも称されております。
躍動感あるフォームから繰り出される直球は非常に強力で、変化球もスライダーやフォークなど多彩です。近年は制球力も向上しており、完成度の高さが際立っています。
プロ入り後は、将来のエース候補として期待されており、1位指名の有力候補でもあります。西武ライオンズにとっては、先発陣の柱となる可能性を秘めた選手です。
中西聖輝(青山学院大・投手)

中西聖輝選手は、最速152km/hの直球と落差のあるチェンジアップを武器とする右腕投手です。
球持ちが良く、柔らかいフォームから繰り出される投球は、左打者に特に有効です。大学リーグでは安定した先発登板を続け、試合運びの巧さも光っております。
制球力と変化球のキレに優れた投球術により、プロでも即戦力としての資質が高く、特に右の先発投手が不足している球団には貴重な戦力となります。
芹澤大地(高蔵寺高・投手)

芹澤大地選手は、愛知県の高蔵寺高校から注目を集める本格派左腕です。
最速150km/h超のストレートと鋭いスライダーを持ち味とし、打者を力で圧倒する投球スタイルが特徴です。ストレートのキレと伸びは高校生離れしており、プロのスカウトからも高く評価されています。
制球力も優れており、四死球が少ない点も安定感につながっています。将来的には、チームのローテーションを支える左投手としての成長が期待されております。
勝田成(近畿大・内野手)

勝田成選手は、近畿大学の内野手で、俊足と巧打を兼ね備えた選手です。
50メートル走5秒台という俊足を活かし、広い守備範囲と積極的な走塁で存在感を示しています。コンパクトなスイングによる広角打ちも特徴で、高い出塁率が魅力です。
守備面では、二塁手としての安定感があり、併殺プレーの処理やスローイングの正確さにおいても信頼できる選手です。攻守のバランスが取れたプレースタイルは、即戦力としての評価を高めています。
松川玲央(城西大・内野手)

松川玲央選手は、柔らかいバットコントロールと俊足を持つ内野手で、城西大学から注目されています。
広角に打ち分ける技術と、試合状況に応じた対応力の高さが持ち味です。出塁後の積極的な走塁も大きな武器となっています。
守備では二遊間を中心に複数ポジションを守れる器用さがあり、強肩と正確なスローイングが評価されております。戦術に柔軟に対応できる選手として、プロでも貴重な存在になるでしょう。
阿部葉太(横浜高・外野手)

阿部葉太選手は、横浜高校の外野手で、身体能力に優れた選手として注目されています。
本塁打数こそ多くありませんが、非木製バットで右中間スタンドへ長打を放つなど、パワーとスイングスピードが際立っています。
広い守備範囲と強肩を活かして外野守備にも安定感があり、走塁では俊足を活かした積極的なプレーが目立ちます。将来的には、クリーンアップを担う中軸候補としての活躍が期待されます。
小堀弘晴(健大高崎高・捕手)

小堀弘晴選手は、健大高崎高校の捕手で、守備とリードに優れた高校生捕手として評価されています。
配球の巧みさと試合の流れを読む力があり、投手の良さを引き出すリードが持ち味です。スローイングも素早く正確で、盗塁阻止能力が高く評価されています。
打撃では、勝負強いバッティングが特徴で、チャンスでの一打に期待が持てます。将来的には、攻守でチームを支える正捕手として成長が見込まれます。
まとめ
- 繁永晟(中央大・内野手)
↳俊足巧打で広い守備範囲と高い出塁率が魅力の内野手 - 宮下朝陽(東洋大・内野手)
↳長打力と広角打ちを兼ね備えた万能型の右打者 - 松下歩叶(法政大・内野手)
↳堅実な守備とコンパクトな打撃で安定感のある内野手 - 石垣元気(健大高崎高・投手)
↳最速158km/hの直球と多彩な変化球を操る本格派右腕 - 中西聖輝(青山学院大・投手)
↳直球とチェンジアップのコンビネーションが光る右腕投手 - 芹澤大地(高蔵寺高・投手)
↳キレのある速球と制球力を備えた高卒左腕の有力候補 - 勝田成(近畿大・内野手)
↳俊足と巧打、守備力を兼ね備えたバランス型内野手 - 松川玲央(城西大・内野手)
↳柔らかいバットコントロールと高い守備力が持ち味の内野手 - 阿部葉太(横浜高・外野手)
↳身体能力に優れ、パワーと守備範囲の広さが魅力の外野手 - 小堀弘晴(健大高崎高・捕手)
↳リード力と送球精度に優れた高校生捕手の注目株