甲信越地区は、山梨/長野/新潟から成り立ちます。
山梨を甲、長野を信、新潟を越として、甲信越地方です。
ちなみに、甲信越とは甲斐、信濃、越中の旧国頭文字をとっております。
本記事では、そんな甲信越3県の甲子園常連校と強豪校について紹介していきます。
甲信越地方の高校野球の特徴
- 山梨
- 長野
- 新潟
関東甲信地方や東海甲信地方、北陸甲信地方と称されることも多い甲信越地方。
センバツ甲子園では、山梨が関東、長野と新潟が北信越地方ブロックにそれぞれわかれます。
甲信越地方の高校数
都道府県 | 校数 |
---|---|
山梨 | 33 |
長野 | 76 |
新潟 | 71 |
2022年の地方大会参加校数になります。
山梨は若干少ないですが、長野新潟は全国的に見ても平均の参加校数です。
山梨県の強豪校と過去の出場校
年 | 代表校 | 結果 |
---|---|---|
22年 | 山梨学院 | 1回戦敗退 |
21年 | 日本航空 | 3回戦敗退 |
20年 | 非開催 | – |
19年 | 山梨学院 | 1回戦敗退 |
18年 | 山梨学院 | 1回戦敗退 |
17年 | 山梨学院 | 1回戦敗退 |
16年 | 山梨学院 | 2回戦敗退 |
15年 | 東海大甲府 | 3回戦敗退 |
14年 | 東海大甲府 | 1回戦敗退 |
13年 | 日川 | 2回戦敗退 |
12年 | 東海大甲府 | ベスト4 |
11年 | 山梨学院大府 | 1回戦敗退 |
10年 | 日川 | 2回戦敗退 |
山梨県は、意外にも甲子園で優勝した実績がありません(春夏どちらもなし)
それどころか、決勝の舞台にも進出したことがない現状です。
山梨学院や東海大甲府など、強力打線で勝ち上がってくるチームが多いですが、最高でもベスト4への進出となっております(2012年にもベスト4に進出しております)
日本航空
センバツには1度、夏には6度の出場と出場回数自体は決して多くありません。
文武両道の校風のもと、甲子園出場を目指します。動画にもありますが、練習環境も非常に良いため、今後より一層強いチームができてくる期待があります。
長野県の強豪校と過去の出場校
年 | 代表校 | 結果 |
---|---|---|
22年 | 佐久長聖 | 2回戦敗退 |
21年 | 松商学園 | 3回戦敗退 |
20年 | 非開催 | – |
19年 | 飯山 | 1回戦敗退 |
18年 | 佐久長聖 | 2回戦敗退 |
17年 | 松商学園 | 2回戦敗退 |
16年 | 佐久長聖 | 1回戦敗退 |
15年 | 上田西 | 2回戦敗退 |
14年 | 佐久長聖 | 2回戦敗退 |
13年 | 上田西 | 1回戦敗退 |
12年 | 佐久長聖 | 1回戦敗退 |
11年 | 東京都市大塩尻 | 1回戦敗退 |
10年 | 松本工 | 1回戦敗退 |
春夏それぞれ1度ずつの優勝経験がある長野県。
1991年にセンバツ甲子園で松商学園が準優勝して以降、ベスト4どころかベスト8以上にも勝ち進めていません(1991年の夏は松商学園がベスト8)。
佐久長聖
長野県は、夏の大会37度の出場を誇る松商学園が有名ですが、近年では佐久長聖高校が出場してくることが増えました。
県外から進学してくる選手も年々増え、全国的な強豪校の1つになりました。
新潟県の強豪校と過去の出場校
年 | 代表校 | 結果 |
---|---|---|
22年 | 日本文理 | 1回戦敗退 |
21年 | 日本文理 | 2回戦敗退 |
20年 | 非開催 | – |
19年 | 日本文理 | 1回戦敗退 |
18年 | 中越 | 1回戦敗退 |
17年 | 日本文理 | 2回戦敗退 |
16年 | 中越 | 1回戦敗退 |
15年 | 中越 | 1回戦敗退 |
14年 | 日本文理 | ベスト4 |
13年 | 日本文理 | 1回戦敗退 |
12年 | 新潟明訓 | 3回戦敗退 |
11年 | 日本文理 | 1回戦敗退 |
10年 | 新潟明訓 | ベスト8 |
新潟も春夏あわせて1度も優勝したことがありません。しかし、2009年に準優勝しております。
3大会連続で1点差で負けている中越高校など、どこかあと一歩、惜しいといった印象がある新潟県ですが、年々力を付けてきている印象です。
2014年にもベスト4に入っておりますし、どの高校が新潟初の甲子園優勝をすることができるか注目です。
日本文理
直近の10大会で、半数以上が日本文理が新潟代表として出場しています。
2009年にはあの伝説の決勝戦(最終回の怒涛の追い上げ)を戦い、一気に名前が全国区になりました。
日本文理の夏は終わらない。最後まで終わらない日がいつ訪れるのか、私も注目しています。
甲信越地方の強豪校まとめ
- 日本航空(山梨県)
- 佐久長聖(長野県)
- 日本文理(新潟県)
上記3校を紹介しました。高校の名前は全国的に有名ですが、意外にも優勝経験が山梨県と新潟県はありません。
唯一優勝経験がある長野県も近年は決勝の舞台からも遠ざかっています。
甲信越地方の強豪がベスト8以上に勝ち上がってくる大会を楽しみにしています。