【保存版】春のセンバツ甲子園の出場条件や選考基準を徹底解説!

センバツ甲子園 出場条件

センバツ甲子園は、毎年春に1度だけ開催される高校野球大会です。

各都道府県でトーナメントをして優勝チームが出場できる夏の全国高校野球とは反対に、各地方の秋の大会をもとに出場校が決定します。

地方大会ベスト8のどのチームが選ばれるかや21世紀枠といった基準が完全には定まっていない制度によって選出される高校も存在するので、夏の大会と違った楽しみがあります。

そこで本記事では、そんなセンバツ更新の出場条件や選考基準をまとめました。

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目次

春のセンバツ甲子園の出場概要

甲子園
出典:阪神甲子園球場
項目回答
大会名選抜高等学校野球大会
出場校数32校
注意点節目の記念大会は出場校の上限アップ
開催時期3月第3週(中旬)
主催毎日新聞、日本高等学校野球連盟

センバツ高等学校野球大会は1924年から3月の中旬~4月上旬の日程で開催されています。

第100回の記念すべき大会も直前に迫る歴史がある大会です。試合もすべてNHKやBSで完全生中継されます。

また5年に1度、記念大会が開催され、そのタイミングで出場校枠が拡大されます。

延長戦について

9回終了時点で同点の場合は延長戦に入ります。15回まで行い、決着がつかない場合は一旦引き分けで試合を止めます。そして、翌日か翌々日に再試合があります。

また2018年より、延長戦におけるタイブレーク制度が導入されたため、再試合になる可能性は著しく低下しました。

タイブレーク

延長13回以降、試合が終了するまで無死一・二塁からイニングが始まります。

ちなみに、15回で打ち切りにはなりますが、決着がつかず再試合になった場合もタイブレークが続行されます。

センバツ甲子園の出場枠

選考の種類校数概要
一般選考28校秋季大会をもとに選考
明治神宮大会1校優勝校の地域に1枠追加
21世紀枠3校模範となる高校を選出

センバツ甲子園には、上記3つの選考方法で参加高校が決定します。記念大会の際は一般選考枠が拡張され、34~36校が選出されます。

一般選考

地域出場枠都道府県
北海道1北海道
東北2青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
関東4茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨
東京1東京
東海2愛知、岐阜、三重、静岡
北信越2富山、石川、福井、長野、新潟
近畿6三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
中国2鳥取、島根、岡山、広島、山口
四国2香川、徳島、高知、愛媛
九州4福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

上記それぞれの地域ごとに選出され、各都道府県単位だと出場が確保されるのは北海道と東京のみになります。

出場校についてはは、各地域で行われる秋季大会の結果が反映されるため、より良い成績を目指す必要があります(大体優勝・準優勝チームは選出されます)

また、関東or東京と中国or四国のどちらかが+1校です。つまり、関東5校、東京1校か関東4校、東京2校といったように出場校が割り振られ、計28校になります。

明治神宮大会

前年の秋(11月くらい)に行われる秋季大会で優勝した10チームによるトーナメント戦です。

つまり、秋季大会の日本一を取った地区はセンバツ甲子園の枠を1つ多く獲得できます。

優勝チームがセンバツのチケットをもらえるわけでなく、優勝チームの地区の出場枠が1つ増えます

例えば、神奈川の高校(東海大相模や横浜)が優勝した際は優勝チームが出場権を得るわけではなく、関東の出場校枠が4校→5校にアップします。

その場合、関東は東京といづれかで1つの増加があるので、最大6校出場します。

21世紀枠

2001年に採用された。困難な練習環境を克服したり、地域貢献活動に取り組んだりと、特色ある部活動を行っている学校が対象とされ、原則として秋季都道府県大会で16強以上(加盟129校以上の地方大会は32強以上)に入ったチームから選ばれる。

出典:讀賣新聞

一定の戦績は必要ですが、本来の出場校とは基準が違うため、よく初出場の高校が選出されます。

文武両道、進学校、社外活動など総合的な観点から選出されるため、毎年楽しみな選考ですね。

【センバツ甲子園】過去の21世紀枠一覧

甲子園
出典:阪神甲子園球場
1校目2校目3校目4校目
2001年安積(福島)宜野座(沖縄)
2002年鵡川(北海道)松江北(島根)
2003年柏崎(新潟)隠岐(島根)
2004年一関一(岩手)八幡浜(愛媛)
2005年一迫商(宮城)高松(香川)
2006年真岡工(栃木)金沢桜丘(石川)
2007年都留(山梨)都城泉ヶ丘(宮崎)
2008年安房(千葉)成章(愛知)華陵(山口)
2009年利府(宮城)彦根東(滋賀)大分上野丘(大分)
2010年山形中央(山形)向陽(和歌山)川島(徳島)
2011年大館鳳鳴(秋田)佐渡(新潟)城南(徳島)
2012年女満別(北海道)石巻工(宮城)洲本(兵庫)
2013年遠軽(北海道)いわき海星(福島)益田翔陽(島根)土佐(高知)
2014年小山台(東京)海南(和歌山)大島(鹿児島)
2015年豊橋工(愛知)桐蔭(和歌山)松山東(愛媛)
2016年釜石(岩手)長田(兵庫)小豆島(香川)
2017年不来方(岩手)多治見(岐阜)中村(高知)
2018年由利工(秋田)膳所(滋賀)伊万里(佐賀)
2019年石岡一(茨城)富岡西(徳島)熊本西(熊本)
2020年帯広農(北海道)磐城(福島)平田(島根)
2021年八戸西(青森)三島商(静岡)東播磨(兵庫)具志川商業(沖縄)
2022年只見(福島)丹生(福井)大分舞鶴(大分)

2013年と2021年は、前年の明治神宮大会が中止になった影響を受け、神宮大会の枠を21世紀枠の増加枠としました。そのため、2013年は4校選出されています。

21世紀枠の最高成績は、宜野座と利府のベスト4です。また、土佐以外はすべて公立校が選出されています。

2020年は新型コロナウイルスの影響で大会は中止されています

センバツ甲子園出場条件まとめ

  • センバツ甲子園ては、毎年春に1度だけ開催される高校野球大会
  • 一般選考/明治神宮大会/21世紀枠の3つの出場枠(選出条件)がある
  • 2020年は新型コロナウイルスの影響で大会は中止されている

センバツ甲子園には、一般選考の28校、明治神宮大会優勝チームの1校、21世紀枠の3校の計32校が出場します。つまり、出場することができない都道府県も必ず発生します。

また、記念大会では出場枠が拡張され、約35校が出場する大会となります。

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