甲子園(高校野球)の継続試合とは?コールド廃止の影響を解説!

高校野球 継続試合

2022年のセンバツから甲子園で導入されている、継続試合をご存知でしょうか。

継続試合は、近年雨天順延が増加していることに対応した、雨天時における重要なルールです。

近年のルール改正なので、高校野球をしばらく見ていなかった人には馴染みがないかもしれませんね。そこで本記事では、継続試合の概要やコールド廃止によって生じる影響について解説します。

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目次

甲子園の継続試合とは

高校野球の甲子園における継続試合とは、天候不良などで試合が中断になった場合、翌日以降に中断された場面から再開することです。延長戦であっても、点差が開いていても、勝敗が決まっていなければ中断になった同じ場面から再開されます。

継続試合は甲子園で導入されたルールですが、地方大会で導入するかは各都道府県の高校野球連盟の判断に任されています。

導入のきっかけ

野球には「流れ」があります。何点差で負けていても、あるいは勝っていても最後まで分からないのが野球です。

動画の試合も、見ていた方はわかると思いますが雨の影響による得点、失点やどちらに連打の流れが転んでもおかしくない状況でした。そんななか、中断ののちに試合がコールドとなり、勝敗が決しました。

ネット上では「後味の悪い試合だった」などといった降雨コールドに対する苦言も多く書き込まれました。

動画の試合以外にも多くのきっかけはありますが、一例として掲載させていただいております

高校野球における継続試合導入以前のルールについて

甲子園

継続試合が導入される以前までは、天候不良などで試合が中断になった際に試合がどこまで進んでいたかによって、降雨コールドや降雨ノーゲームになっていました。

それぞれどのようなルールだったのでしょうか。

降雨コールド

天候不良などで試合が打ち切られる場面が七回終了後であった場合、中断時点でリードしているチームの勝利となっていました。試合の途中で勝敗を決めるルールが「降雨コールド」です。

天候不良によって試合を続行できないと運営側が判断した際、降雨コールドで試合が成立します。

雨天順延が続いてスケジュールに余裕がなくなってしまったときは、悪天候でも七回終了まで試合を進めるケースもありました。

降雨ノーゲーム

天候不良などで試合が打ち切られる場面が七回終了前であった場合、中断前の試合内容にかかわらず翌日以降に初めから試合をやり直していました。試合の途中までをなかったことにするルールを「降雨ノーゲーム」といいます。

降雨ノーゲームの場合、打ち切りとなった試合は成立しておらず、記録は全く残りません。

降雨コールドやノーゲームが廃止された影響

降雨コールドや降雨ノーゲームが廃止されて継続試合となったことには、賛否両論あります。

話題になっているメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

降雨ノーゲームが廃止されて継続試合になったことで、改めて一回から試合をしなくてよいため、選手の負担軽減になるのが大きなメリットです。また、投手には1週間で500球以内の投球数制限があります。

投球数は、降雨ノーゲームでもカウントされるため、ほかのチームに比べて不公平感が強くありました。

継続試合の導入により、投球数制限の不公平感の解消につながっています。

デメリット

同じ場面で試合を再開するとはいえ、日を改めるので、どうしても試合の流れが途切れてしまいます。

継続試合になることによって、試合展開が大きく変わることにもなりかねません。また、継続試合を導入した地方大会では、継続試合が2度重なり、勝負が決まるまで5日以上かかった試合もありました。

同試合では、チーム状態をコントロールする難しさが課題として挙がっています。

甲子園の継続試合まとめ

継続試合とは、雨などで試合が中断された際にイニングに関係なく翌日以降に中断された場面から再開することです。再開試合は9回もしくは勝敗が決するまで行います。このルール追加により、従来の雨天コールドが廃止されました。

降雨コールドや降雨ノーゲームに代わり、2022年のセンバツから導入されております。翌日以降に同じ場面から再開するため、選手の負担は軽減されますが、メンタルの面など課題はあります。

ただ、一度きりの高校野球。最後まで試合ができることで、高校生にとってはやり切った感があるかもしれませんね。

運営者情報

運営者

運営者
元高校球児、巨人ファン

小中高大と野球部に所属。高校時代は関東優勝を経験。

大学時代には現役として準硬式野球をやりつつ、学生コーチとして県大会優勝、関東大会準優勝を経験。

現在は巨人ファンとして毎年10試合以上は現地観戦。

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